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バイク好きオヤジのひとりごと

GPZ750R改 点検

2016年11月19日 | バイク整備
明日、バイクに乗る予定で
ZRX1200Sにするか、GPZ750Rにするか迷ったのですが
先々週に続いてGPZを出すことにします。

でも、バッテリーが少し弱くなっているのは変わりません

なんとかエンジン始動できる状態でしたが
バッテリー交換は春にすることにして 今回も充電をすることにしました。

液入りバッテリーなので バッテリー充電器は普通のタイプを使います

配線途中にスイッチを追加したので前回より少しやり易くなっています。
スイッチを入れたすぐは インジケータの針がこの位置
この状態でも大丈夫だと思うんですが

スイッチを入れてしばらくすると

充電が進んで、この位置まで針が振れました。
この状態になれば、問題なく使用することが出来ます。

充電が完了したところで タイヤのチェック

フロントは少し減り気味

アップにすると

ブロック間の溝を境に 少し「段減り」が進んでいます。

リアは

段減りはありませんが、中央に溝が少し浅くなっているので
年明け、暖かくなった頃に交換を考えようと思います。

私のGPZ、ベースは1985年型 国内仕様の750G2なんですが
エンジンは同じカワサキ製のGPZ1000RXのエンジンを
さらにボアアップした1050ccの排気量です。

当然、エンジンパワーもアップしているので
普通はパワーを受け止めるために太いタイヤを履くのでしょうが
私はあえて900ノーマルのH規格でタイヤサイズもノーマル
リア150/70-18、フロント120/70-17です。

これにはちゃんと理由があって、水冷GPZの
リアに180サイズのタイヤを履くとタイヤグリップが上がり
加速時にエンジンがチェーンで引っ張られて左に傾き
その力がフレームに加わると フレームがヨレて真っ直ぐ走りません。

それを防ぐため? に サブフレームを追加している人もいますが
市販のサブフレームって前後のエンジンマウントを繋ぐだけなので
エンジン自体が傾くのを防ぐには何の効果もありません。

私はあえて細目のタイヤにしてエンジンのパワーを少し路面に逃がして
(軽いパワースライド状態にして)フレームがヨレるの防いでいます。
さらに、タイヤのH規格は210km/hまでの走行速度保証ですが
常識で考えて 210km/h以上のスピードで連続走行しますか?

私はH規格で充分です。

でも、このタイヤチョイスは
あくまで自分の乗り方を基準に決めているわけで
リアのスライドをコントロールする自信が無い人は止めたほうが良いでしょう。

私のGPZ750Rは
エンジン周りだけではなく、冷却系やフロントフォークなど
まる1台分1000RXの部品を使っています

だから、メーター周りも
~A7までのGPZ900Rのメーターケース&ステーに
1000RX用のメーターを組み込んだ仕様となっています。

だから

スピードメーターも1000RX用の280kmメーター
こんな数字は実際必要ないんですが、見た人を驚かすには充分です。

この時代のカワサキ車は 燃料タンクが必ず錆で穴が開くので
10~15年ごとにタンクを交換する必要があります。

私のこのGPZも生産から30年を過ぎているので

このタンクは3個目、去年新品に交換したばかり。

これ以外にも、750G3用の青銀サイドカバー+テールカウルと
同じG3用の青銀新品タンク

ほぼ新品に近い 錆無しの赤黒中古タンク
FRP(白ゲルコート)製のサイドカバー+テールカウル+アッパーカウル
のセットを持っているので、この先も心配ありません。

この時代のカワサキ車って 良くも悪くもカワサキ車らしくて
それなりの人気があるのですが
燃料タンクには 必ず穴が開くということを覚悟する必要があります。
部品を新品に交換するとなると それなりの出費が必要なわけで
単に車両価格が「安い」というだけで選ぶと必ず後悔します。

「安い」バイクには 必ず「安い」なりの理由がありますからね。

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