今日も お仕事お休みです、朝女房を駅に送ってから朝ごはん
朝涼しいうちに カブで出かける準備をしておきましたが
日が高くなってきて、気温が上がってきたので
体調を考えて、出かけるのはやめました。
夕方に気温が下がってから、少しだけ走りに出かけようと思います。
今、成果で仕事量を判断し、時間外労働時間を減らそうという
労働基準法の改正案が連合と政府の間で協議されていますが
成立すると、企業側は労働者に全く残業代を支払わなくて良くなるんですよね。
成果を判断するのは誰?成果なんて個人の裁量でいくらでも低く評価できるし
最初から成果を考慮した給与になっています・・・って言われたら
個人が達成した評価なんて もともと比較する基準そのものが無いのだから
はっきり言って企業側の言いなりでしょ?
20代前半で独立して20年以上 設計の請け負い業をやっていたのですが
「設計外注」って、その個人の能力によって時給を協議して決めていました。
企業によって設計外注の基準単価が決まっていて
個人の能力がどれぐらいあるか?ということで
1時間あたりの時給を 基準単価の何倍にするか?という具合です。
私の個人評価は標準の3倍でしたので 時給は8000円程
大手の企業だと 新規参入業者には新たな支払い口座開設が難しいので
既に口座を持っている設計外注の名前を借りる代わりに看板料を払う
というのが 一般的な形でした。
90年代の終わり頃だったか 労働者派遣法が改正されて
特定業種以外にも派遣事業が適用になったとき
広い範囲の業種が適用になり「設計労働者」も含まれてしまいます。
そうなると、それまで設計部門で行っていた設計外注の管理が調達部門に移り
1日にA4の部品図面をやっと1枚模写出来る程度の人間と
私のような 本当に「設計」をやってきた人間との違いを
調達部門の人間は判断出来ないわけで、
能力差によって決まっていた 時給の違いがほぼ撤廃されてしまいました。
出来る仕事量が1/10の人間と同じ時給ではやってられないわけで
それが、自営での設計業をやめるきっかけでした。
その後、現在も続くように派遣法に「3年」しばりの契約の決まりが出来
それだって、最初は非正規労働者を減らすのが政府の目的だったわけですが
企業側は元々正規採用するつもりが無いので派遣を使っているわけで
派遣社員は3年で契約解除されるというのが一般的になったわけです。
3年じゃ その仕事のエキスパートになるのは無理なので
どれだけ永く派遣を続けても 年齢に関係なく報酬は同じ
40代くらいになると 派遣を受け入れてくれる企業も少なくなるわけで
結果的に潜在的な貧困層を増やすことになります。
労働関係の法律が改正される度に、企業側ばかりが恩恵を受けて
保護されるべき労働者は どんどん立場が悪くなってきたんじゃないかな~
と、感じるのは私だけですかね?
今回 政府と連合が協議している「評価」による給与制度だって
企業としては いくらでも都合よく運用出来るわけで
非正規従業員に続き 正規従業員の人件費も減らす目的で使用されれば、
さらなる貧困層を増やすことになるような気がするのですが・・・
はっきり言って リタイヤ目前の私には もう関係ないのですが
個人の能力が正当に評価され、それに見合う報酬を頂ける社会になる事って
国が正常に発展するためには必要なことだと思います。
朝涼しいうちに カブで出かける準備をしておきましたが
日が高くなってきて、気温が上がってきたので
体調を考えて、出かけるのはやめました。
夕方に気温が下がってから、少しだけ走りに出かけようと思います。
今、成果で仕事量を判断し、時間外労働時間を減らそうという
労働基準法の改正案が連合と政府の間で協議されていますが
成立すると、企業側は労働者に全く残業代を支払わなくて良くなるんですよね。
成果を判断するのは誰?成果なんて個人の裁量でいくらでも低く評価できるし
最初から成果を考慮した給与になっています・・・って言われたら
個人が達成した評価なんて もともと比較する基準そのものが無いのだから
はっきり言って企業側の言いなりでしょ?
20代前半で独立して20年以上 設計の請け負い業をやっていたのですが
「設計外注」って、その個人の能力によって時給を協議して決めていました。
企業によって設計外注の基準単価が決まっていて
個人の能力がどれぐらいあるか?ということで
1時間あたりの時給を 基準単価の何倍にするか?という具合です。
私の個人評価は標準の3倍でしたので 時給は8000円程
大手の企業だと 新規参入業者には新たな支払い口座開設が難しいので
既に口座を持っている設計外注の名前を借りる代わりに看板料を払う
というのが 一般的な形でした。
90年代の終わり頃だったか 労働者派遣法が改正されて
特定業種以外にも派遣事業が適用になったとき
広い範囲の業種が適用になり「設計労働者」も含まれてしまいます。
そうなると、それまで設計部門で行っていた設計外注の管理が調達部門に移り
1日にA4の部品図面をやっと1枚模写出来る程度の人間と
私のような 本当に「設計」をやってきた人間との違いを
調達部門の人間は判断出来ないわけで、
能力差によって決まっていた 時給の違いがほぼ撤廃されてしまいました。
出来る仕事量が1/10の人間と同じ時給ではやってられないわけで
それが、自営での設計業をやめるきっかけでした。
その後、現在も続くように派遣法に「3年」しばりの契約の決まりが出来
それだって、最初は非正規労働者を減らすのが政府の目的だったわけですが
企業側は元々正規採用するつもりが無いので派遣を使っているわけで
派遣社員は3年で契約解除されるというのが一般的になったわけです。
3年じゃ その仕事のエキスパートになるのは無理なので
どれだけ永く派遣を続けても 年齢に関係なく報酬は同じ
40代くらいになると 派遣を受け入れてくれる企業も少なくなるわけで
結果的に潜在的な貧困層を増やすことになります。
労働関係の法律が改正される度に、企業側ばかりが恩恵を受けて
保護されるべき労働者は どんどん立場が悪くなってきたんじゃないかな~
と、感じるのは私だけですかね?
今回 政府と連合が協議している「評価」による給与制度だって
企業としては いくらでも都合よく運用出来るわけで
非正規従業員に続き 正規従業員の人件費も減らす目的で使用されれば、
さらなる貧困層を増やすことになるような気がするのですが・・・
はっきり言って リタイヤ目前の私には もう関係ないのですが
個人の能力が正当に評価され、それに見合う報酬を頂ける社会になる事って
国が正常に発展するためには必要なことだと思います。