今日昼下がりに千里寺で行われた上方落語寄席「ちさと亭」は、曇り空ながらも夏のような蒸し暑さを忘れるほどに、たくさんのお客で大盛況でした。午後2時の開場時間が迫るころには、続々とお客さんが山門を潜って来て下さり、心配をしながら用意をしてきた関係者を安心させました。お陰様で広い千里寺の本堂は開演時には満員御礼となりました。
イベント統括の安藤為彦さんの開会の辞から始まり、主催の千里山まちづくり協議会の筒井会長と千里寺をお貸し下さった武田住職のご挨拶が終わると、関西大学落研OBの「グループいっせき」の関大亭金角さんの司会により、3題の上方落語と四方山話・そして住民参加の“さろん”とプログラムが多くの笑いとともに続いていきました。
・千里家千太さん「たぬさい」 ・関大亭遊笑さん「胴乱の幸介」 ・千里家小助さん「次の御用日」
四方山話をされた夢うつつさんは、先年のJR脱線事故で奥様を亡くされ、失意の中で「グループいっせき」の活動を通して生き甲斐を見いだされているという方で、サンテレビが人間ドキュメントとして取材を続けています。今日は合わせて吹田ケーブルTVの方でも撮影をお願いしていましたので、TVカメラが2台も狙う状況での皆さんの熱演でした。
アンケートなどを少し見せて頂いた中でもとても好評だったようですので、恐らくは来年・再来年と「ちさと亭」は続いていくものと思われます。その時は又よろしくお願い致します。
尚、この模様のTVでの放送時間などは次の通りです。
・サンテレビ: 9月19日(水)午後5時からの「 ニュースシグナル」
・吹田ケーブルTV:9月21日(金)から一週間、一日数回放送の「お元気ですか! 市民の皆さん」