全国に集中豪雨の大きな爪痕を残して、今年の長かった梅雨がようやく明けたようです。楽しみな夏休みを前に落石に命を奪われてしまった男児など、傷ましい被災者のニュースが続いた一週間でした。これからの復興など蒸し暑い日射しの中でしなければならない地域の苦労を想えば、少々の暑さなどに弱音を吐いていても始まりません。
千里山でも周囲の空に白い入道雲の塊がモクモクと湧き上がっていました。昨日までと一転して強烈な日射しに目眩く感じになりながらも、毎年このような入道雲に相対すると何かエネルギーのようなものが漲ってくるのも事実です。僕もまだまだ気は若いというところで少しは安心です。
ところで僕は中学生の頃から少しずつ歌作りを続けていて、これまでに作ったオリジナル曲には夏の歌が何曲かありますが、今の梅雨明けの季節そのままに歌ったものとしては、『積乱雲』という小気味よいリズムに乗せた曲があります。これは僕が東京に10年余りいた青春時代の作品で、なんと1,2番の歌詞の間に掌編小説の書き出し風の長い科白(?)が挿入されていました。アマチュアらしい自由な構成と言えば尤もらしいのですが、好き勝手な発想で何も考えずにやっていたものでしょうか。ただその部分を書き記した紙がストック帖に見当たらず、そうなれば失くしたことが少し惜しい気がして来るのも面白いです。現在も新鮮な感じがしますので何とか憶いだそうとしています。
※ 図書館の方へ続く千里山団地の道から見えるコントラストの高い東の夏空です。
【追記】今朝のワイドショーで気象予報士から、「午前中に入道雲が大きく出ていて蒸し暑さを感じたら、午後にゲリラ豪雨がくる怖れがあります。もし強い雨が降り出したら傘を差して外に出ずに、早めに建物の中に入って様子を見て下さい」と注意がありました。また急にセミの合唱が聴こえ始めました。
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