先日は、千里山まちづくり協議会で進めている「まちづくり作法集」という小冊子に使う住宅やエクステリア・ガーデンの写真を撮りに、何人かの有志で街じゅうを廻りましたが、最後の方は正直言ってかなり疲れました。そして今日は又、千里山.NETの「街並み案内」ページ作成のために、今度は一人で近くの千里山団地を半日掛けて撮影しました。
ここ何日間かの黄砂も風に吹き払われて、久しぶりに青空も覗く良いお天気でした。少しでも絵になる写真が欲しくて坂道を行ったり来たり、草蒸した斜面を這い上りました。ある程度の魅力や雰囲気は伝えられるページにはなったと思いますので、サイトの方もぜひご覧下さい。
昭和32年に入居が開始されてから、凡そ50年を過ぎようとしている割には、まだまだ綺麗な状態の建物もありますが、全体的には老朽化は免れません。しかし苔むした壁やひび割れなどには、“時の美しさ”が刻まれているように感じます。
千里山団地の建物群は星形・くの字型・階段型と大きく分類されます。この中でも星形は比較的綺麗な外観をしているように思います。中央に螺旋階段が通り、下から見上げると幾何学的な美しいスパイラルを描いています。窓部はバルコニー型とガラス窓の付いたサンルーム型とがあり、サンルーム型などは今でも斬新な発想のように思います。僕は千里山団地の歴史を記念して、建て替えの時にも一棟だけリニュアルして残し、事務所やオールウェイズ・グッズ・ショップなど、千里山のプチミュージアムにする提案をしたいと思っていますが、その場合ボリューム的にもデザインとしてもこの星形がイメージされています。
くの字型の建物には、レンガが貼り付けられたダストシュートが見られますが、WEB参考サイトには昭和30年代の特徴と書かれていました。ただ千里山団地のものには、なぜかレンガが横積みで貼られたものと、縦に並べられたものが見られます。
階段型は千里山の起伏のある地形に沿って建てられるなかで、圧迫感を与えないという配慮と思え、それは最近のマンション建築にも多く見られる優れたデザインです。起伏と言えば団地内を網の目のように走る坂道と、建物のグランドラインとの段差が次第に大きくなり、石段で出入りするようになるのは千里山らしくて、とても素敵に面白く感じました。大きな2本ダクトと格子ブロックのサンルームが格好良い建物もこの階段型に入ります。
そして今改めて感じているのは、快い疲れです。確かに筋肉の疲れはあるのですが、少し大げさな表現を使うと、“森の街”を彷徨ったという想いです。土と緑と適度な湿気のマイナスイオンが充ち満ちている空間は、人にとって住環境とはどういうものであるべきかという事を、こんなに身近な場所で僕に教えてくれているように思いました。
ここ何日間かの黄砂も風に吹き払われて、久しぶりに青空も覗く良いお天気でした。少しでも絵になる写真が欲しくて坂道を行ったり来たり、草蒸した斜面を這い上りました。ある程度の魅力や雰囲気は伝えられるページにはなったと思いますので、サイトの方もぜひご覧下さい。
昭和32年に入居が開始されてから、凡そ50年を過ぎようとしている割には、まだまだ綺麗な状態の建物もありますが、全体的には老朽化は免れません。しかし苔むした壁やひび割れなどには、“時の美しさ”が刻まれているように感じます。
千里山団地の建物群は星形・くの字型・階段型と大きく分類されます。この中でも星形は比較的綺麗な外観をしているように思います。中央に螺旋階段が通り、下から見上げると幾何学的な美しいスパイラルを描いています。窓部はバルコニー型とガラス窓の付いたサンルーム型とがあり、サンルーム型などは今でも斬新な発想のように思います。僕は千里山団地の歴史を記念して、建て替えの時にも一棟だけリニュアルして残し、事務所やオールウェイズ・グッズ・ショップなど、千里山のプチミュージアムにする提案をしたいと思っていますが、その場合ボリューム的にもデザインとしてもこの星形がイメージされています。
くの字型の建物には、レンガが貼り付けられたダストシュートが見られますが、WEB参考サイトには昭和30年代の特徴と書かれていました。ただ千里山団地のものには、なぜかレンガが横積みで貼られたものと、縦に並べられたものが見られます。
階段型は千里山の起伏のある地形に沿って建てられるなかで、圧迫感を与えないという配慮と思え、それは最近のマンション建築にも多く見られる優れたデザインです。起伏と言えば団地内を網の目のように走る坂道と、建物のグランドラインとの段差が次第に大きくなり、石段で出入りするようになるのは千里山らしくて、とても素敵に面白く感じました。大きな2本ダクトと格子ブロックのサンルームが格好良い建物もこの階段型に入ります。
そして今改めて感じているのは、快い疲れです。確かに筋肉の疲れはあるのですが、少し大げさな表現を使うと、“森の街”を彷徨ったという想いです。土と緑と適度な湿気のマイナスイオンが充ち満ちている空間は、人にとって住環境とはどういうものであるべきかという事を、こんなに身近な場所で僕に教えてくれているように思いました。
僕も千里山.NETを通じて、この街の素敵なところを再確認・新発見しています!!
M、T、I各氏の写真などにも感謝しています。これからももっと多くの皆さんの参加・協力をお願いしながら進めていければと思います。
千里山の住民の力で何か出来ないのか?
これからですね!!
それに、住宅街の多くのガーデン・エクステリアが加わります。
こういう素晴らしい環境は住民が協力して守ろうとしなければ、その住環境には無関心なビジネス追求者に破壊されます。