阪急千里山駅で産まれた5羽のツバメがそろそろ巣立ちを迎えようとしています。
最近は改札口の辺りで写真を撮っている乗客がたくさんいて、その期待に応えてか羽ばたきの練習をする子ツバメも出てきました。
よく見ると親鳥から餌を貰いにくい端の方のヒナは、まだだ小さくて少し格差があるようですが、今週中には無事に巣立っていくのではないかと話しています。
先日、NHKニュースの中で「ツバメ通り」と称された商店街で、年々ツバメの巣作りが減ってとうとう今年は一つになってしまい、それを見守る住民の微笑ましい情景が流れていました。
商店街がシャッター通りとなり人の賑わいが無くなると、カラスなどの天敵からヒナを守り難くなるために、ツバメは巣作りを避けてしまうということでした。
千里山は団地の再開発で若い世代の住民も増えつつあるし、近くには餌となる羽虫などの捕れる田畑も少しは残っているので、これからも毎年ツバメは子育てにやってきて楽しませてくれると期待しています。
※ 支える物があってずり落ちないような所に巣を作っているのは、本能なのか分かりませんが賢いものだと想います。
気が付かずに通り過ぎる人もいますね。知らない人ともツバメを間にして会話ができるのも嬉しいものでした。
育ちが遅くて一羽だけ残されていたヒナも昨日飛び立ち、夕方の空低く兄弟達と練習をしているのも愛らしかったですよ。ぎこちない羽ばたきで直ぐにどこかに停まります。
今日はヒナの残した羽毛が巣の端に揺れて寂しく見えました。