音楽作成ソフト「Band-in-a-Box」はメロディーに自動でコード伴奏を付けたり、コード進行や音楽のスタイルなどを入力するとメロディーを作ってくれる優れもので興味を持っていますが、先ずはそのソフトにバンドルされているコード進行のガイド本を買ってみました。Mac版の新バージョンもようやく1月21日に発売されるということで楽しみにしています。
その『すぐ歌えるコード進行ネタ帳』はAメロ・Bメロ・サビ・転調・エンディングの各セクションに分けて、繋がりやすいコード進行を組み合わせるというアイデアは面白いと想うのですが、初級的で内容に重複も多く特別に仕入れる知識は少ないものでした。しかしコラムの最後にギター・コード作成サイト「指板図くん」のことが紹介されていました。
同じ出版社リットーミュージックの「ギター・マガジン」が運営するオンラインサイトで提供されている「指板図くん」は、インターネット上で自分でギター・コードを作ることができる無料のWEBアプリケーションです。操作方法はいたって簡単であちこちのメニューや機能をいじっていると直ぐに分かります。
昨年親しくなったピアニストの友人に、テンションや開放弦など自由な発想による変化に伴い、次第に複雑になっていく自作曲のコード表記を教えて貰うことが多くなってきていたので、少しでも自分で分かればと試しにこの「指板図くん」を使ってみました。ルート音の設定を変えたりミュート弦を指定することで、コード表記が瞬時に切り替わっていくのが分かります。ピアノなどの鍵盤楽器とは違いコード理論が学びにくいと言われるギターですが、「指板図くん」はそのコードの構成や進行の響きを実際のギター音でシミュレーションしてくれますので、“ギター脳”にとっても栄養になるアプリケーションだと想います。
シミュレーション演奏のスタイルが、アルペジオなど細かな設定ができたりすれば、もっと実用的になると想うので期待しています。
ギター・マガジン すぐ歌えるコード進行ネタ帳 ~選んでつなげて5万曲! (Guitar Magazine) | |
石沢 功治 | |
リットーミュージック |
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