昭和を代表する作曲家の古関裕而さんをモデルに、好評のうちに放送中のNHK朝ドラ『エール』ですが、自分も長く歌を作ってきたこともあり、歌謡界の歴史なども興味深く楽しく視聴しています。
現在は、歌手を目差す女性と若くして結婚し、大御所の作曲家の推薦を得て東京のレコード会社に専属として迎えられ、長く作品がレコード化されないことに悩みながらも、ようやく早稲田大学の応援歌を作曲したことを切っ掛けにして自信を取り戻し、赤レーベル(大衆歌謡)の作曲家として前向きに進もうとしているところです。
古賀政男さんをモデルにした同期の作曲家との友情もあり、脚色されたものとはいえ出てくるのは実際のヒット曲なので、当時の雰囲気が伝わり面白いです。
幼馴染みの歌手、そして作詞家との「福島三羽ガラス」の活躍を軸に、戦争という暗い時期を挟みつつ、夫婦愛と周りの人々との悲喜こもごもが描かれるものと期待しています。
最近は東京に舞台が移ってきていますが、その主要な人物たちに繋がっていたのが故郷の福島市であったり、青春時代を送った川俣町で展開されたドラマでした。
その川俣町のホームページでは、NHKと協力のもと作成されたお散歩マップ「古関裕而ゆかりのまち かわまた」のPDFが見られます。ドラマを通じて初めて知った町のマップを、後追いで先ずはネットで聖地巡礼のように辿ってみるのも面白いのではないでしょうか。
【追記】音楽と連動したドラマとして『エール』が評価されているこちらの記事が参考になります。
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