梅田の紀伊国屋書店の入り口付近で『宇宙兄弟』の漫画本と一緒に積まれて、その絵柄が格好良くデザインされた日食グラスが売られていましたが、並んでいた2人のおじさんの間で言い争いが始まりました。列に割り込んだ形になった男性にもう一人が注意をしたことが発端で、二人とも売り言葉に買い言葉で感情的になっているようでした。大のオトナが詰まらないことで大きな声で罵り合うのは周囲も嫌なものです。
それはともかく3年前の皆既日食の時より、日本で多くの人が観測可能だということが理由だと想いますが、今回の5月21日早朝の金環日食には相当な盛り上がりを感じます。
金環日食が見られる地域帯の中でも、中心線が通る鹿児島や和歌山そして東京などで人が集まるのは分かります。完全に同心円で重なった金環日食はとても美しいものだと想われます。しかし逆に太陽と月が偏芯して接する時に、月の地面の凸凹で太陽の光がチラチラとビース状に光って見える「ベイリービーズ」も美しさでは並ぶものがあります。それを追いかけようとしている四国のアマチュア天文ファンもテレビに取材されていました。
近くのコンビニにも500円の日食の解説本が売られていました。その中に下敷き大のカッティング自由の減光フィルター・シートが付録として付いています。何人かで分け合うと5人分は取れそうに想われます。僕は皆既日食の時に買った日食グラス付きの解説本がどこかにある筈で、それを今探しているところです。
僕も日食グラスで金環日食を観られました!
そのあたりの楽しい顛末は、ぜひ今夜のブログで書かせて貰いますので‥‥。