最後の連休日は朝早くから初夏の陽気になりましたが、吹田市博物館で開催中の『西村公朝~たどり来し道』の見学を兼ねて、佐井寺の旧い街並を通り抜けるウォーキングの集まりに参加してきました。千里山まちづくり協議会の人達と住民の20人近い一団で、午前中の2時間ほどをかけて博物館まで8,000歩ほどの距離を歩きます。
途中のマーケットで購入したそれぞれのお弁当を、博物館の屋上庭園のベンチに腰掛けて頂きました。よもやま話などを楽しみながら青空の下で食べると、何でも無いスーパーのマーボ丼でもとても美味しく感じられます。食べ終わる頃にちょうど博物館のコーヒーを奨めに来られたので、ホットコーヒーを頼みしばしゆっくりした午後の一時を過ごしました。
西村公朝さんは現代彫刻家で仏師としても大きな文化貢献をされた方で、晩年には吹田市博物館の初代館長を引き受けられました。高槻の富田町に生まれ、東京美術学校彫刻科を出られた後に美術院に勤められ、全国の仏像文化財の修理や独自の作風を持つ創作活動を続けてこられました。その学生時代の習作から、自らの得度後に住職として入り復興させた古寺に安置された仏像まで、多くの作品が手紙や創作ノートなどの資料とともに見られます。
特に学生時代の少女立像の習作の中に、後の仏像作品を想わせる雰囲気を漂わせたものがあり、現代彫刻と伝統的な仏像彫刻の新しい融合の芽生えが感じられるものが印象的でした。6月22日(日)まで行われますので見学をお薦め致します。
途中のマーケットで購入したそれぞれのお弁当を、博物館の屋上庭園のベンチに腰掛けて頂きました。よもやま話などを楽しみながら青空の下で食べると、何でも無いスーパーのマーボ丼でもとても美味しく感じられます。食べ終わる頃にちょうど博物館のコーヒーを奨めに来られたので、ホットコーヒーを頼みしばしゆっくりした午後の一時を過ごしました。
西村公朝さんは現代彫刻家で仏師としても大きな文化貢献をされた方で、晩年には吹田市博物館の初代館長を引き受けられました。高槻の富田町に生まれ、東京美術学校彫刻科を出られた後に美術院に勤められ、全国の仏像文化財の修理や独自の作風を持つ創作活動を続けてこられました。その学生時代の習作から、自らの得度後に住職として入り復興させた古寺に安置された仏像まで、多くの作品が手紙や創作ノートなどの資料とともに見られます。
特に学生時代の少女立像の習作の中に、後の仏像作品を想わせる雰囲気を漂わせたものがあり、現代彫刻と伝統的な仏像彫刻の新しい融合の芽生えが感じられるものが印象的でした。6月22日(日)まで行われますので見学をお薦め致します。
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