続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

このごろ流行の女の子。

2012-02-06 06:57:22 | 日常
 電車に乗り、見知らぬ風景や車内の人たちの様子を見ているとそれぞれの生活がそれとなく見えてくる。

 可愛い女の子、日曜日なので私服を着ているせいか、まるで年齢というものが判別できない。ヒールのある靴をはき、おしゃれをしていると大人びた印象。
(あんなに垢抜けて、まるでアイドル・・・いいなぁ)と思って見ていると、

「O・・N・・E」スペルを一文字ずつ言っている。
(・・・?なんかの略語かな)

「T・・・W・・U」「違う、Oじゃない?」といっしょにいた女の子。
「あ、そうだ、そうだ、2はTwoだ。アハ・・」と二人で可笑しそうに身体を揺らした。

 話を聞いていると、どうも小学生らしい。
 ホントにビックリ!

 わたしの小学生時代(戦後)には、あんな綺麗に装った娘なんか・・・少なくともクラスにはいなかったよ。(つくづく隔世の感)

ワークショップ。

2012-02-06 06:33:33 | 日常
 初めてワークショップというものに参加したのは何年か前・・・神奈川県立近代美術館・葉山で、李美那学芸員の指導で展覧会場の作品の印象を描くという趣旨だったような気がする。浜辺を歩いたり、一緒に歩いた小学生男子の石を投げて海面を何回も水切りするのに感動したり・・・。
 わたしの掴んだ石を見て男の子は「こんなんじゃダメだよ、もっと平べったい石じゃなくちゃ。投げ方わね、こんな風に~」とレクチャーしてくれた。
 最後には李学芸員が海岸で拾ったひじきを「近くにいたお婆さんに教えてもらった方法で炊いてみました」と言ってご馳走してくれたり・・・。


 あれから何年経ったのかな・・・。昨日は鎌倉の美術館でのワークショップ。川内学芸員に「ハマダさんはよくワークショップに参加されるんですか(ね)」とたずねられ赤面。
 神奈川県民400万人もいるのに、わたしが何回もお世話になっていいものか・・・。

 長い紙に、連綿と景色を描き連ねた作家を模して、鎌倉の町並を長い紙に描くという講座。
 こういう講座に参加すると、自身のことより他人に興味深々のわたし・・・「人が好きなんですね」とのコメントを受けたけど、確かに映した写真には人がいっぱい。
(人との関わりが淡白なわたしの意外な一面を気付かせてもらったかもしれない)

 薄寒の冬の一日を暖かく染めたワークショップでした。

トンネル。

2012-02-06 06:09:05 | 日常
 新聞に「横須賀のトンネル巡り」という記事があった。廃道・隧道愛好家・平沼義之氏・・・わたしの友人にも廃屋愛好家の益田さんがいる。
 廃という文字や空気には、そこはかとなく長い時間と奇妙な時空に引き込まれるような錯覚がある。

 読んでいくと、横須賀には国道16号にある「船越隧道」は3つのトンネルが横に並んでいるという。
 
 それってどこ?
 よく分からないまま・・・月日が。

 このJR田浦駅の3つ並んだトンネルの他にあるわけだと思うけど・・・。

『とんねるは古いものほど工事が難しく、関わった人の思いが詰まっている』という。(同感)

『風の又三郎』228。

2012-02-06 05:58:51 | 宮沢賢治
 空が光ってキインキインと鳴ってゐます。それからすぐ眼の前の霧の中に、家の形の大きな黒いものがあらはれました。

☆空/根拠がない構(組み立て)の冥(あの世、死の世界)。
 含むものは全て無であるように注/書き記している。
 化(形、性質を変えて別のものする)と経(常に変わらない)が、台(基礎)であることを告げる。

『城』729。

2012-02-06 05:45:05 | カフカ覚書
さっきフリーダの言ったことが正しくて、起ったすべてのことは、クラムの思惑だったのかもしれません。しかし、クラムのことはいまの場合問題にしないでおきましょう。わたしは決してクラムと話をしないでしょう。

 正しくて/recht・・・光。
 話をする/sprechen→sprengung/強制的解放。

☆フリーダ(平和、自由)は光であり、すべてのことはクラム(氏族、先祖)の意思だったのかもしれません。
 クラム(氏族、先祖)のことは、いま問題にしないでおきましょう。わたし(天の番人)はクラム(氏族、先祖)を強制的に解放しないでしょう。