続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

これ、面白い!

2012-02-21 07:34:19 | 日常
 アートテラーさんのブログに「素晴らしきミュージアムショップの世界」というコーナーがあって今日は「POPET」(原美術館)を紹介していた。

 動物を模った透明ビニール袋。それにゴミを詰めていくと立体的になり、よりその動物がそれらしく立ち上がってくるというもの。
(いいねぇ)
 ゴミ集積場に、熊や何かの動物が可愛らしく重なっている。(残酷?)
 それはともかく、育っていく(形成されていく)日常の変化がなんとも言えず、想像するだけでも楽しい。

 形の不思議、それが認識された形であり、生命の宿る形となると、奇妙な感覚に襲われる。
 わたしと彼(平面であるビニール袋が別のものに変化していくプロセス)との時間の経過における関係性。

 この発想を助長していくと部屋は無機的な生物に占領され、やがて有機的物質である自分がその中で死滅していくという幻想に到る。

(面白いなぁ・・・)

孤独の領域。

2012-02-21 07:10:19 | 日常
 人との交流が淡白である。サークルには参加しているけれど、そこまで。
 滅多に人を家に招くことはない。だから「歩こう会」で、ごく至近距離に来たときも、
「ハマダさんの家はこの近くだ」と誰かが声をあげたけど、ひたすら無視。
「この近くなの?」と、同行のOさんに聞かれたときも、
「まあね、でも来なくていいから」と冷たい返事(感じ悪いよね)。

 あれから一年以上を経て、昨日電話が鳴った。
「すぐ近くまで来ているの、頼まれて渡したいものがあるから」と言う。
 結局、「いいのよ、いいのよ」と遠慮するOさんに上がってもらったけど、質素すぎるわが家、お見せするものとて無く、去年いたずらに描いた漫画のスケッチ帳を見てもらったら、「わぁ、すごい」と言ってくれ、何時までも離さないので、
「あらが見えないうちに・・」とか何とか言って強制的に閉じてしまった。


 独りでこそこそ何かをするのが好きなわたし・・・本当にごめんなさい、嫌な奴で。
 
 こんなわたしを訪ねてくれてありがとう。これからもよろしく。(向こうは大分、引いてしまったかも・・・)

『城』740。

2012-02-21 06:37:59 | カフカ覚書
「それじゃ、あんたたちと話をしてはいけないことになっちまったね」と、お内儀は言った。そして、三人とも、どっと笑った。

 alle→尽きた、無くなった、疲れきった。(ある人を)殺す。
 三人/drei→drama/事件。
 笑った/lachten→rache/復讐する。

☆「それじゃ、あなたたちを強制的に解放してはいけないことになってしまったね」とお内儀(天の番人)は言った。そして、(ある人を)殺した事件を笑った(復讐の複線)。