続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

行こうか、やめようか。

2012-02-17 07:10:50 | 日常
 サークルなんてものは自由参加だから、いつ休んでもいいようなものだけど理由なく休むのは気が引ける。
 今日は水彩画のサークル日・・・足は筋を違えたままだし、寒そうだし・・・。

 でも先日、衣笠で会った歩こう会の仲間「なに、びっこ引いたって来なさいよ、一緒に歩きましょうよ」と言ってくれた。
 葉山に転居したYさんも「医者がね、足が悪くても外に出なさい、歩きなさい。歩かなくてはいけませんよって言うの」と。


 そうね、行かなくちゃ。行くところがあるのは年寄りには必須の条件だってTVの向こうで言っていたわ。
 年寄りらしく、行くところがあって有難いと思わなくちゃね。

 何気なく無関心に見ていた年配者の「ゆっくり歩き」・・・あれはのんびりしているんじゃなくて、精一杯頑張って努力している姿だったのね。
 出不精のわたしに、噛み砕くように言って聞かせるもう一人のわたし。

カラス・・・悲しからずや。

2012-02-17 06:37:35 | 日常
 ゴミ集積場を荒らすカラス・・・辺り一帯飛び散るゴミ。軽い紙切れやビニール袋は飛ばされて我が家の玄関口までも。

 ああ、昨日は集積場を三回も掃いて片付けた。この荒し様は尋常でない。山に食べ物がないのかもしれない。
 可哀想なカラス。生きるために彼らは闘っている。

 あのカラスは生まれる前のわたしのおっ母さんではないか・・・ああ、お父さんがお母さんが現世で食べ残したわたしたちのゴミを漁っている。お父さん、お母さん食べるだけ食べていいんですよ。後の片づけくらいはわたしがいたしますから。


 山を彷徨っても、犬猫の死骸に行き当たらないのは、カラスが死肉を食べているからではないか。海岸で打ち上げられた犬猫の死骸をカラスが啄ばんでいるのを何回も目撃している。恐ろしいけど、自然の摂理。

 カラスの悲しいまでの漆黒・・・これ以上の黒はないというほどの闇。染め物だってあそこまで黒く染め上げるのは至難の業なのに・・・。

 風で撒き散らされたゴミを見ていると悔しく憎いというより、どこか物悲しく切ない気持ちになるわたし。

『城』736。

2012-02-17 05:12:53 | カフカ覚書
バルナバスの家に行ってるんだよ。もちろん、あそこなら泊めてもらえるさ。ああ、こんなことなら、縉紳館なんかよりもバルナバスの家に泊まってくれたほうがよかったのに!それにしても、いったい、あんたたちはどこにいたんだね」

 縉紳館/Herrenhof→Herren Hof/太陽の暈(ハローの円環)・・・太陽の館。
 泊まる/Nachtlager→Nachen rang/小舟、戦い。

☆バルナバス(北極星=生と死の転換点の近くを常に廻っている人/門番)の一族なんだよ。もちろん小舟と格闘しているのさ。ああ、こんなことなら太陽の館なんかよりもいつものあそこで小舟と格闘しているほうがよかったのに。それにしてもあんたたち(Kの頭脳、知覚)はどこにいたんだね」