続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

結局、病院に。

2012-02-22 14:59:18 | 日常
 膝の痛みが続くので不安になり、思い切って近くのクリニックへ朝一番で出かけた。

 ところが、受付へ行ってみると、
「整形の先生は本日からお休みです」という。(ええっ!、どうしよう)
「いつまでですか」と聞くと、「三月いっぱいです」(なんで?どうして?)

 やむなく家に戻ろうとして、やっぱり近年足を引きずって歩いているAさんにばったり。
「わたしも同病なの、どこで診てもらっているの」と尋ねると、
「初めはクリニックだったけど、最近は衣笠の裏道にある整形に通っているの」という。
「そう、そこへ行くわ。衣笠の入口ね。分かった!」

 早合点して、即、出かけたわたし、左右見回しながら裏道を探したけど整形なんて看板は皆無。
(どうしよう、ここまで来て・・・)

 結局、たどり着いたら衣笠病院の入口・・・《ええい、もうここでいいわ》とばかり受付へ。

「紹介状のない方は2600円を支払っていただきますがよろしいでしょうか」と聞かれたけど、《もうここまで歩いてきただけでも痛いの、何とかして!》という感じで肯いた。

「どうしました?」と太った先生(ああ良かった、ご同輩で)。

 足の触診とレントゲン・・・。
 レントゲン写真を見ながら、
「このボヤボヤッとしたところが骨の老化です。年並みですね、大丈夫です、水も溜まってないし。今後、変形膝関節痛に移行する恐れはありますが、今のところはいいでしょう」
「痛いんです!やっとここまで歩いて来たんです」と訴えると、事もなげに、
「じゃ、痛み止めを出しておきますから」
「・・・」
「で、もういいんですか?」
「はい」
「運動と減量、これを心掛けて下さい。運動のやり方を書いた紙を出しておきましょう」と。

 初診察カード・・・でも、再診はない。
 薬を飲んで痛みは軽減したけど・・・ポンコツ状態は続いている。



 

『風の又三郎』240。

2012-02-22 14:48:32 | 宮沢賢治
「おゝい。嘉助。居るが。嘉助。」一郎の声もしました。嘉助はよろこんでとびあがりました。
「おゝい。居る、居る。一郎。おゝい。」一郎の兄さんと一郎が、とつぜん、眼の前に立ちました。嘉助は俄かに泣き出しました。

☆火星は巨きい。火星は宇宙の星である。
 火星の拠(よりどころ)は、挙(すべて)宇宙にある。
 宇宙の景(景色)、宇宙に現われる全ては律による。
 火星は我(賢治自身)の宮だと推しはかられる。

『城』741。

2012-02-22 06:22:43 | カフカ覚書
お内儀の笑いかたは、嘲笑をふくんではいたものの、Kが予期したよりははるかにおだやかであった。助手たちのほうは、意味がありそうでまったく無意味な、すべての責任を拒否したようないつもの笑いかただった。

 嘲笑/spottisch→spetten/一時的に。
 責任/verantwortung→verenden Wodan/死、(北欧神話の)最高神。

☆お内儀(天の番人)は、一時的に笑った(復讐を暗示)ものの、Kが予期したよりは平静だった。助手たち(Kの頭脳)のほうは、意味がありそうでまったく無意味な、死における最高神を拒否したようないつもの笑いかた(復讐心)だった。