続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

ベストフレンド。

2012-02-18 07:03:22 | 日常
 まさかの友達・・・体重計測器。

 朝に晩に乗り、微妙に行き来する数字を凝視している。
(ああ、こんな余計なもののお陰で、わたしは他人に言えないほどの秘密を抱え込んでしまった)

 公表できないけど、誰よりも自分が知っている極めて深刻な数値。この数値を少なくとも標準にまで持っていくことが目標。

 間食の習慣は一朝一夕には抜けないけれど、モアの手が出なくなった。もっともっと、お皿が空になるまで、動けなくなるまでの過食に決別(?)

 ただ調理は、足りないほどの量に作ることは至難の業。少し余分に・・・足りないこと、少ないことは恐怖でもある。
 戦後育ち・・・無いことは想像を超え、絶望にさえつながる恐怖でわたしを脅かす。


 けれど、今わたしを本当に意味で脅かしているのは、むしろ余剰の食物であり、過食である事実。このことをはっきり自覚しなければならない。

 新しく購入した計測器・・・微妙な数値の上下はそのままわたしの心の揺れになる。
 一喜一憂・・・まさかのベストフレンドである。

『風の又三郎』236。

2012-02-18 06:43:44 | 宮沢賢治
たゞ小さな唇を強さうにきっと結んだまゝ黙ってそらを見ています。いきなり又三郎はひらっとそらhw飛びあがりました。ガラスのマントがぎらぎら光りました。ふと嘉助は眼をひらきました。灰いろの霧が速く速く飛んでゐます。

☆照(あまねく光があたる)神の経(常)。
 決(覚悟)の目(ねらい)を兼ねている。
 幽(死者の世界)の秘(奥深くて計り知れない)を講/話す。
 火星は丸い塊であり、謀(はかりごと=無)であり、側(かたわら)の仄(ほのか)な灯である。

『城』737。

2012-02-18 06:15:24 | カフカ覚書
「お内儀さん」と、助手たちが答えるよりもまえに言った。「これは、わたしの助手たちです。だのに、あなたは、ふたりがあなたの助手で、わたしの監視人であるかのような扱いかたをしていらっしゃる。

 監視人/Wachter→Wahn/妄想。

☆「自由な天の番人」と、助手(Kの頭脳)が死を待つまえでKは言った。「これはわたしの頭脳です。だのにあなた(天の番人)は、ふたりがあなた(天の番人)の頭脳で、わたしの妄想であるかのような扱いかたをしていらっしゃる。