続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

年を重ねるということ。

2012-02-13 06:46:06 | 日常
 年を取る・・・老齢、高齢の域に入る。
 ただ単に、年を重ねていくということではない。

 自然の理(ことわり)。
 成長し、成熟し・・・枯れていくという事実に気付かされる昨今。
 昨日と今日に差異はない。去年と今年には多少の差異がある。十年を遡ればそれなりの差異に気付かされる。

 物理的変化とでも呼ぶべきものは確実にわたしを変えていく。気骨、気概などという暗示に似た励ましは通用しがたい状況になっている。
 無理を通せば破壊に拍車がかかるばかり・・・形状記憶はすでに崩壊し、曲げれば折れる、走れば転ぶ。

 わたしの陰鬱・・・気難しいのではない、単に身体のあちこちに支障が出て、その対処方法を考えているだけなのである。


 病院に行き、自分の今をはっきり認識すべきを怖れている小心者のわたし。ああ、元気なような・・元気でないような・・・。

『風の又三郎』231。

2012-02-13 06:16:02 | 宮沢賢治
 空が旗のやうにぱたぱた光って翻へり、火花がパチパチパチッと燃えました。嘉助はたうとう草の中に倒れてねむってしまひました。

☆空(あらゆる事象は因縁によって生ずる仮の姿で、不変の実体はないということ)の鬼(死者の魂、某霊)の考え。
 奔/思うままに化(形、性質を変えて別のものにする)にする念(考え)。
 火星は双(匹敵する)、宙(大空、世界)に等しい。
(わたくしは世界の中のわたしであり、世界はわたくしに等しい)

『城』732。

2012-02-13 05:36:20 | カフカ覚書
あなたのおっしゃるすべてのこととおなじく、これも大体は正しいと思いますが、全部が全部正しいとはかぎりませんよ。たとえばですね、わたしをいつでも迎えてくれるちゃんとした宿をひとつ知っているんですがね」

 正しい/richt→licht/光。
 ちゃんとした/recht guten→Recht Gut/当然(訴訟)、所有地。
 宿/Nachtlager→Nachen Rage/小舟、激怒。

☆あなたのおっしゃるように、すべては同じように多くが光になりますが全部が光になるわけじゃありません。たとえば、先祖は当然の所有地が小船であることに激怒し恨みを持っている、と知っているんですがね」