続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

春なのに・・。

2012-02-14 07:03:55 | 日常
 買い物に出た帰り道・・・向こうからKさんが手を振っている。
「久しぶり」「元気だった?」と、挨拶を交わすけど、
 見るからにそうでもない二人・・・歩く姿に活気がないというか、おぼつかない足取り。

(足がちょっとねぇ・・)こちらが言う間もなく、
「足をひねって三日ほど歩けないでいたのよ、今日は出かけなくてはならない用事があったから、昨日はここら辺を歩いて練習したの」(それはそれは大変だったわねぇ、わたしも・・)
 Kさんの状況のほうが深刻かもしれない・・・杖はもう数年前から使用、それでも歩くことが困難だとこぼしている。

 全く似た者同士・・・相憐れむ二人の会話は尽きない。

「昨日はゴミ出しを妹に頼んだわ」と、Kさん。
「頼むってシャクよね、進んでやってくれたらいいのに」
「本当よねぇ」

 ああ、情けない!

 春なのに気分は秋・・・♪秋の夕日に 照る山紅葉~♪

《照る山紅葉の道がある!》ってか。

『風の又三郎』232。

2012-02-14 06:53:49 | 宮沢賢治
 そんなことはみんなどこかの遠いできごとのやうでした。
 もう又三郎がすぐ眼の前に足を投げだしてだまって空を見あげてゐるのです。

☆隠(外に現われない)幽(死者の世界)の太陽。
 願いは全て測/推しはかるに、等《平等》である。
 空(あらゆる事象は因縁によって生ずる仮の姿で不変の実体はない)の験(証拠を確かめる)である。

『城』733。

2012-02-14 06:26:22 | カフカ覚書
「どこです、どこです」フリーダとお内儀は異口同音に、しかも、質問をするおなじ動機があると言わんばかりのはげしい口調で叫んだ。

☆「どこへ、どこへですか」フリーダ(平和、自由)とお内儀(天の番人)は異口同音に、しかも論争点に似た動機(土地を動かす)があると言わんばかりのはげしい口調で叫んだ。