続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

布地が余ると。

2016-04-11 07:47:02 | 今日の一枚。

 布地が余る、あるいは半端な小布があると、作るもの。
 それは何枚あっても必ず使うエプロン。だらしないので汚れる、こぼすの日常には欠かすことのできないアイテム。軽く百枚以上は作っているエプロンを今日も三枚ほど・・・。


マグリット『軽業師の休憩』

2016-04-11 07:03:40 | 美術ノート

 『軽業師の休憩』
 切断されたり、奇妙に変形された軽業師(女性)の身体が、石と同等に埋め込まれた壁がである。大きな開口部から見えるのは、海とも空とも判断しかねる青い無空。(空なら中空だし、海なら海中であり、現実の時空ではないということかもしれない)

 女の顔、胸(乳房)、お腹(陰部)、手足、肩、それと認められる部分を不明な形態の部分でつないでいる。それら部分は変則的にではあるがどこかで一つに連携している妙。

 これを以って『軽業師の休憩』と題した意図はどこにあるのだろう。
 軽業師…常軌を逸した動きを観客に披露する仕事であるが、胸や陰部をさらけ出す仕事ではない。しかし、肉体をもって身体機能の極限を展開する作業には精神的にも物理的にも極限の疲労感が伴う。
 身体の分裂・破壊はあり得ないが、観客に錯視させるほどの究極の業を鍛錬・修行する。

 換言すれば、錯視の状態に誘引する仕事でもある。
 軽業師は当たり前の身体を持った人間であれば、想定外の無理難題に挑戦しているということである。そのタガを外す休憩。
 その休憩は、石に同化するように休み、身体を自由に散在させる夢想が心地よいのかもしれない。

 精神の解体を思案するマグリットが、身体の解体を夢想した図でもある。


(写真は国立新美術館『マグリット』展・図録より)


『銀河鉄道の夜』278。

2016-04-11 06:47:04 | 宮沢賢治

さあ、もうぢきですから元気を出しておもしろくうたって行きませう。」青年は男の子のぬれたやうな黒い髪をなで、みんなをなう冷めながら、自分もだんだん顔いろがかゞやいて来ました。


☆現れる記を推しはかる講(はなし)である。
 照(あまねく光が当たる=平等)の念(思い)の談(はなし)を試みて告げている。
 発(外に出る)意(考え)は、二つに部(区分けすること)を願(希望する)記である。


『城』2284。

2016-04-11 06:26:01 | カフカ覚書

とにかく、そういう祭典があったのです。アマーリアとわたしは、何週間もまえからたのしみにしていて、晴れ着も一部仕立てなおしをしました。とりわけ、アマーリアの服はすばらしいものでした。


☆とにかく、そういう団体があったのです。アマーリアとわたし(機関/仲介)はすでに警戒し、氏族の太陽日には新しい愚作の部分を一部直しました。