続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

消費税10%

2019-10-04 07:21:19 | 日常

 10%になる前にと20年以上使い続けた冷蔵庫とお風呂の給湯器を新しいものに換えた。両方ともまだ使えるけれど、やむなく・・・変えるなら今だと・・・。

 値上げラッシュ、最低の暮らしであればさして影響はないと踏んでいるけど、余計な支出は控えようと思っている。

(ああ、そうだ!)
 郵便料金も値上げだっけ、と思い葉書に張る1円切手を買いに出かけた。
「1円切手を30枚下さい」
「済みませんねぇ、只今25枚しかないんです。久里浜郵便局にも無いそうで・・」と局員。

 はがき1枚を変える手数料が5円、「ならば1円の値上げには1円切手を」って誰でも考える。
 当然の結果、1円切手を求める人のラッシュ。

 9月28日のこと、バス代往復〇〇円、やっぱり隅々まで細かく出費が増えていく。死ぬまでちゃんと生き抜けるかな。


若林奮1-3-1『日の出.日没(グラマンTBFを見た)』②

2019-10-04 06:45:19 | 美術ノート

 空を見上げた時、ここまで硬質な感覚を抱くことはまず無い。
 どこまでも透過する空の空気(大気)は無と言っても過言ではない。

《有るが無いのである》しかし作家は《無いが有る》と言っている。
 当然、地上に落下すべきグラマンTBFが空中を突き進んでいる。重力をものともしないで空を飛んでいる景である。(急降下可能の主力電撃機・愛称のアヴェンジャーは報復者の意)

 空からの圧を抑えつけるような鋲が並んでいる。
 グラマンTBFを囲むような鉄板はグラマンTBFへの負荷(重力/圧力)に等しいのではないか。
 規則的に並んだ凸(出っ張り)はグラマンTBFに対峙する等量の抵抗に思える。

 敵機襲来の恐怖、見上げた空の変容・・・若林少年の消えない記憶かもしれない。


 写真は『若林奮 飛葉と振動』展・図録より 神奈川県立近代美術館


『忘れえぬ人々』7.

2019-10-04 06:25:23 | 国木田独歩

「一晩厄介になりたい」
 主人は客の風采を視ていて未だ何とも云わない、その時奥で手の鳴る音がした。


☆逸(隠れている)番(組み合わせ)を訳(ある言語をほかの言語で言い換える)で改めるものである。
 趣(ねらい)の図りごとの規約(決まり)は普く賽(賽の河原)死の魅(もののけ)である。
 仮の幻、字を追うと殊(特別な/普通と違っている)冥(死後の世界)が隠れている。


『城』3276。

2019-10-04 06:15:35 | カフカ覚書

従僕たちは、もちろん、きびし眼つきで、頭を下げ、唇をうえにそらせて何度もKのほうをにらんでいた。仕事は、先に行くにつれて、ますます円滑にはかどらなくなっていた。


☆もちろん、しばしば厳しい視線で頭を下げ唇を尖らせKの方を振り向き現場不在の苦労を見ていた。