続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

若林奮 1-3-3『日の出、日没(4線)〔2nd stage〕』②

2019-10-15 07:12:21 | 美術ノート

 4線って何だろう。(紫外線や赤外線とも考えにくい)
『日の出、日没』とは日の出から日没までの時間なのだろうか。
 この作品は俯瞰で見るべく集約されたものなのだろうか。

 日中の空気感、存在を包む雰囲気・・・風だろうか。

 この直線は(風の通り道)であり、線状は遮蔽物(山や森、建造物、そして野原や道路の平板)の連鎖かもしれない。海からの冷たい空気が陸地へ入りこむ、すなわち海風、そして凪があり陸風が吹く。

 日の出、日没とは可視光、存在が見える時間帯という意に違いない。そこに立って感じる振動。
 感じ得ないが存在する振動・・・電波・重力波・電磁波。
 
 作家本人の立脚点、地上に立つ人なのか、俯瞰なのか。距離の問題は?

 直線状に並ぶ4線は景色を包む空気感の分割なのだろうか。
 小さく集約されたこの作品の本意を把握しきれないでいる。


 写真は『若林奮 飛葉と振動』展・図録より 神奈川県立近代美術館


『忘れえぬ人々』13.

2019-10-15 06:27:27 | 国木田独歩

「早くお湯を持って来ないか。ヘェ今日は寒むかったでしょう。八王子の方はまだまだ寒いう御座います」


☆総て等しい二つの記である。
 髄(中心/要)の文は、魂を化(教え導くこと)である。
 換(入れ替える)也。
 往(その後)の詞(言葉)を、法(神仏の教え)に換(入れ替える)。
 悟りの座である。


『城』3282。

2019-10-15 06:19:26 | カフカ覚書

ひとりの従僕は、短気を起してぷりぷりしている役人をなだめにかかり、もうひとりは、あけてもらえないドアの前で書類をかえしてもらおうと孤軍奮闘である。ふたりとも、てこずっていた。


☆それに関して、多忙な従僕の短気をなだめ、もうひとりは閉ざされた計画を返してもらうために奮闘していた。双方とも重責だった。