駆逐艦初霜の概要(『ウィキペディア(Wikipedia)』)より
初霜(はつしも)は、大日本帝国海軍の駆逐艦。初春型の4番艦である。この名
を持つ日本海軍の艦船としては2隻目。
浦賀船渠で1933年(昭和8年)1月31日に起工した。建造途中で同型艦「初春」の
復元性能不良が判明し、改善工事を施して1934年(昭和9年)9月27日竣工した。
その後、数多くの作戦に参加。
1945年(昭和20年)4月、戦艦「大和」とともに菊水作戦に参加し、沈没した
「矢矧」「浜風」の生存者を救助し帰投した。6月に宮津湾で砲術学校練習艦と
なるが、7月30日に米機の攻撃を受け、対空戦闘中に触雷し大破、沈没した。
ほほう。長期に渡って活躍した船なのだ。
また、いつものごとく当時の乗組員に敬意をはらって作っていくことにする。
今回、作るにあたっては、できる限り詳細な組み立て説明を加えるようにしたい。
稚拙な工作力であるが、これを見て艦船のペーパークラフトを作ってみようと
考える人が増えればより楽しくなると思う。
ただ、こうしたヨーロッパのペーパークラフトの組み立て方、道具の使い方は
人それぞれである。あくまで「あっ、この人、アホなやり方してる。自分なら
このようにする」程度で見ていただきたい。
Answer社(ポーランド)の製品。
組み立てレベルとしては、一番むずかしい”3”となっている。
組み立て説明書は日本のプラモデルのように親切丁寧なものはついていない。
各ブロックに部品番号が記載されているだけ。
どのように丸みをつけたりするのかは作る人まかせ。
この割り切った考え方がいい。すがすがしささえ感じる。
さすが、ヨーロッパの人たちは、平面図を見れば立体的な物の想像力に長けている
と感じる。
薄紙に印刷されたフレーム部品とマストとかの解説図。
マストのような針金で作るものは、自分で作ることになる。
どのような材料を用いるかは、あなたまかせである。
Answer社の印刷の色合いは好みである。
紙質も好きな部類。
細かな部品がびっしりと印刷されている。
なかには切り抜けるのか?と思うものもある。
さて、作るにあたっての道具。
道具も人それぞれの好みに合ったものを選べばいいと思うので参考程度に。
このキット(印刷物)を組み立てるには、厚紙が必要。
Answer社の場合、”*”は0.5mm、”**”は1mm厚の指定。
自分はもっぱらこの学校工作用紙を使っている。
1mm厚ではないが、ほぼ代用できる。
腰があって粘りもあり、ペーパークラフトには最高の品質と考えている。
値段も驚くほど安く、どこでも手に入る。
切断用具。
はさみを並べているが、ほとんど使わない。
9割以上カッターナイフを用いている。
1mm厚のカーブしている箇所に対して、どうしても硬くて切りにくい場合に
少しカーブのついたはさみを使っている。
おすすめのはさみは京商製のカーブばさみ。
カッターナイフはOLFAの製品。黒い柄のものが適度な重量感があり使いやすい。
カッターマットはA2版サイズの大きなものと画像にある小さなものを使い分けて
いる。
穴あけ道具。
小さな丸い穴を開けるのは大変なので、穴あけパンチを使っている。
写真の真ん中にある握ってあけるやつが一番いいと感じている。
ピンバイスは手摺の支柱開け用。1mm以下の極細を数本そろえると良い。
千枚通しは小さな穴開けと紙をゴシゴシして丸みをつけるために使う。
丸みをつけるのに千枚通しは必須アイテムのため、自分に合ったものを色々と
ホームセンタで探してみるのもおもしろい。
シャープペンシルは部品を切った後の裏面に部品番号を記載するために使用。
芯はやわらかめのHBか2Bがおすすめ。
インクの出ないボールペンと鉄筆は折り目をつけるため。
この頃はほとんど0.3mmのボールペンを使っている。
コンパスとデバイダーは手摺の支柱を等間隔にするために使用。
定規は金属製を各種。
接着剤。
紙の接着はコニシの木工用が最高と思っている。
紙と金属(針金)には粘性の瞬間接着剤が便利。
少量のときはLOCTITE、大量につける場合はアロンアルファのプロ用がおすすめ。
クリアボンドは窓にOHP用紙をつけるときに使用。
切り口に塗る道具。
ペーパークラフトは紙の切り口が白いままだと変に目立ってしまい、せっかく
作ったものが荒々しく見えてしまう。
切り口に塗る塗料は基本的には何でも良いが、紙に対して浸透性の強すぎるものは
表面まで滲んでしまうので避けたほうがよい。
自分が良く使うのは、顔料系の筆ペン。朱色の筆ペンは船体下部に使っている。
色々なカラーの筆ペンも使いやすいが、中々売っている所が見当たらない。
グンゼカラーも使いやすい。ラッカー系なので匂いがきついのがたまにきず。
筆洗い用のシンナーと薄め用のシンナーの2本が必要。
100円ショップで売っている24色カラーサインペン。車とかのフリーのペーパー
クラフトを作る場合に重宝する。
ピンセットは必須用品。
先の鋭い腰のしっかりしたものが良い。安物はダメ。
おすすめは田宮模型製のもの。びっくりするぐらい使いやすい。
つまようじ。プラスチックの下敷きに木工用ボンドをたらして、つまようじで
接着面に塗布すると作業がはかどる。
ボンドの付いた下敷きはお湯で洗えば何度でも使える。
つまようじは補強材としても重宝する。
ピンバイスにつけた真鍮線。
不要なプラスチックの透明ケースみたいなものに、瞬間接着剤をたらし、真鍮線
に少量つけて針金の接着に利用。
和バサミは糸切り用。
金属線は真鍮が使いやすい。ホームセンタで一巻き100円ぐらいで手に入る。
太目の場合はアルミ線を使っている。
ニッパー。
安物はダメ。すぐに刃が欠けてしまって使い物にならなくなる。
最低でも2000円以上のものを買うほうが、後々お得。
糸は色と太さをそれぞれ数種類あると便利。
ハンダ線。マストを組み立てるときに使用。
道具をそろえていくのは楽しい。
ホームセンタ、100円ショップで「これは使える!」というものを見つけたとき
はうきうきした気分になれる。
ただ、やっぱり値段の高い良い品は使いやすい。
はさみとかニッパーは切れ味そのものが値段と比例している。
初霜(はつしも)は、大日本帝国海軍の駆逐艦。初春型の4番艦である。この名
を持つ日本海軍の艦船としては2隻目。
浦賀船渠で1933年(昭和8年)1月31日に起工した。建造途中で同型艦「初春」の
復元性能不良が判明し、改善工事を施して1934年(昭和9年)9月27日竣工した。
その後、数多くの作戦に参加。
1945年(昭和20年)4月、戦艦「大和」とともに菊水作戦に参加し、沈没した
「矢矧」「浜風」の生存者を救助し帰投した。6月に宮津湾で砲術学校練習艦と
なるが、7月30日に米機の攻撃を受け、対空戦闘中に触雷し大破、沈没した。
ほほう。長期に渡って活躍した船なのだ。
また、いつものごとく当時の乗組員に敬意をはらって作っていくことにする。
今回、作るにあたっては、できる限り詳細な組み立て説明を加えるようにしたい。
稚拙な工作力であるが、これを見て艦船のペーパークラフトを作ってみようと
考える人が増えればより楽しくなると思う。
ただ、こうしたヨーロッパのペーパークラフトの組み立て方、道具の使い方は
人それぞれである。あくまで「あっ、この人、アホなやり方してる。自分なら
このようにする」程度で見ていただきたい。
Answer社(ポーランド)の製品。
組み立てレベルとしては、一番むずかしい”3”となっている。
組み立て説明書は日本のプラモデルのように親切丁寧なものはついていない。
各ブロックに部品番号が記載されているだけ。
どのように丸みをつけたりするのかは作る人まかせ。
この割り切った考え方がいい。すがすがしささえ感じる。
さすが、ヨーロッパの人たちは、平面図を見れば立体的な物の想像力に長けている
と感じる。
薄紙に印刷されたフレーム部品とマストとかの解説図。
マストのような針金で作るものは、自分で作ることになる。
どのような材料を用いるかは、あなたまかせである。
Answer社の印刷の色合いは好みである。
紙質も好きな部類。
細かな部品がびっしりと印刷されている。
なかには切り抜けるのか?と思うものもある。
さて、作るにあたっての道具。
道具も人それぞれの好みに合ったものを選べばいいと思うので参考程度に。
このキット(印刷物)を組み立てるには、厚紙が必要。
Answer社の場合、”*”は0.5mm、”**”は1mm厚の指定。
自分はもっぱらこの学校工作用紙を使っている。
1mm厚ではないが、ほぼ代用できる。
腰があって粘りもあり、ペーパークラフトには最高の品質と考えている。
値段も驚くほど安く、どこでも手に入る。
切断用具。
はさみを並べているが、ほとんど使わない。
9割以上カッターナイフを用いている。
1mm厚のカーブしている箇所に対して、どうしても硬くて切りにくい場合に
少しカーブのついたはさみを使っている。
おすすめのはさみは京商製のカーブばさみ。
カッターナイフはOLFAの製品。黒い柄のものが適度な重量感があり使いやすい。
カッターマットはA2版サイズの大きなものと画像にある小さなものを使い分けて
いる。
穴あけ道具。
小さな丸い穴を開けるのは大変なので、穴あけパンチを使っている。
写真の真ん中にある握ってあけるやつが一番いいと感じている。
ピンバイスは手摺の支柱開け用。1mm以下の極細を数本そろえると良い。
千枚通しは小さな穴開けと紙をゴシゴシして丸みをつけるために使う。
丸みをつけるのに千枚通しは必須アイテムのため、自分に合ったものを色々と
ホームセンタで探してみるのもおもしろい。
シャープペンシルは部品を切った後の裏面に部品番号を記載するために使用。
芯はやわらかめのHBか2Bがおすすめ。
インクの出ないボールペンと鉄筆は折り目をつけるため。
この頃はほとんど0.3mmのボールペンを使っている。
コンパスとデバイダーは手摺の支柱を等間隔にするために使用。
定規は金属製を各種。
接着剤。
紙の接着はコニシの木工用が最高と思っている。
紙と金属(針金)には粘性の瞬間接着剤が便利。
少量のときはLOCTITE、大量につける場合はアロンアルファのプロ用がおすすめ。
クリアボンドは窓にOHP用紙をつけるときに使用。
切り口に塗る道具。
ペーパークラフトは紙の切り口が白いままだと変に目立ってしまい、せっかく
作ったものが荒々しく見えてしまう。
切り口に塗る塗料は基本的には何でも良いが、紙に対して浸透性の強すぎるものは
表面まで滲んでしまうので避けたほうがよい。
自分が良く使うのは、顔料系の筆ペン。朱色の筆ペンは船体下部に使っている。
色々なカラーの筆ペンも使いやすいが、中々売っている所が見当たらない。
グンゼカラーも使いやすい。ラッカー系なので匂いがきついのがたまにきず。
筆洗い用のシンナーと薄め用のシンナーの2本が必要。
100円ショップで売っている24色カラーサインペン。車とかのフリーのペーパー
クラフトを作る場合に重宝する。
ピンセットは必須用品。
先の鋭い腰のしっかりしたものが良い。安物はダメ。
おすすめは田宮模型製のもの。びっくりするぐらい使いやすい。
つまようじ。プラスチックの下敷きに木工用ボンドをたらして、つまようじで
接着面に塗布すると作業がはかどる。
ボンドの付いた下敷きはお湯で洗えば何度でも使える。
つまようじは補強材としても重宝する。
ピンバイスにつけた真鍮線。
不要なプラスチックの透明ケースみたいなものに、瞬間接着剤をたらし、真鍮線
に少量つけて針金の接着に利用。
和バサミは糸切り用。
金属線は真鍮が使いやすい。ホームセンタで一巻き100円ぐらいで手に入る。
太目の場合はアルミ線を使っている。
ニッパー。
安物はダメ。すぐに刃が欠けてしまって使い物にならなくなる。
最低でも2000円以上のものを買うほうが、後々お得。
糸は色と太さをそれぞれ数種類あると便利。
ハンダ線。マストを組み立てるときに使用。
道具をそろえていくのは楽しい。
ホームセンタ、100円ショップで「これは使える!」というものを見つけたとき
はうきうきした気分になれる。
ただ、やっぱり値段の高い良い品は使いやすい。
はさみとかニッパーは切れ味そのものが値段と比例している。