パンク(GX200使用）

　帰りに駐輪場を出るとお尻のあたりがくにゅくにゅする。
ハンドルもうまく操れない。
あーあー。カブの後輪がパンク。

ツルツルのまま我慢して使っていたのが災いした。
現在の走行距離は1万9千。
今までタイヤを変えたのは後輪1回のみ。
2万キロになったら前後のタイヤ交換をと考えていた矢先。

二条通りにバイク屋さんが２軒あるのを思い出し、えっちら
おっちらと押していった。

たどりついたバイク屋はもう戸が閉まっている。
「すんませーん」
「ほーい」
「パンクしたみたいです」
「あいよー確認するねー」

プシューッと空気を入れた後、石鹸水みたいなものを空気の
入れるところにかけると、泡がプクーッと膨れる。
瞬間に空気が抜ける。

「パンクどころかタイヤも寿命やねー」
「やっぱり。前輪も寿命やろか」
「あー。前輪も仲良く寿命やね。ひびがめちゃ入ってる」

というわけで店じまいの後なので、前輪と後輪の取替えを注文
し、カブを預けて地下鉄で帰ることにした。

ありゃりゃ、朝、会社の行きがけに遠回りした夷川通りを帰りも
歩くはめになってしもた。





夕方歩くと店が開いていてけっこう面白い。
一般的な家具も多いが京都らしい個性のあるものも揃っている。

・・・・・

バイクを安全に乗るためには、消耗品の早めの交換が必要。
もし、月曜日に行った佐々里峠あたりでパンクしていたら、
もっと悲惨な目にあったはず。