ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

少子化対策の不思議と不妊治療

2005-06-04 16:37:35 | スケッチ
 ハリック先生の「不妊と流産(コーヒー)(その1)を
今朝読んで考えさせられてしまった。

 マスコミなどで日々取り上げられている
日本の少子化対策で欠落しているポイントが、
なにかないかといえば、一つには、不妊治療
の問題ではないかと改めて認識した。

 20004年、わが国の出生率が過去最低の1.29を記録した。
全てを経済の都合にスリ代えているようだが果してそうで
あろうか。
 
 例えばマスコミは、少子化に関する国民の責任と自覚を
呼びかける。

 ところが、いざ、自らの職場環境となると、どれだけ具体的に、
妊婦や共働き夫婦職員に真摯に対応しているのかについて
記事報道を見かけたことがない。

 ハリック先生の本日の解説によれば、コーヒーの妊婦に対する
弊害が分かり易く説明されている。

 コーヒーは、暑い国に生育するから、からだを冷やす作用がある。
そのため組織を緩めて、臓器機関を拡張させる作用があるそうだ。

 コーヒーを1日4杯以上飲む妊婦さんは、全くコーヒーを飲まない
妊婦さんと比べれば、死産率が1.5倍から2倍高くなるという。

 コーヒーは、胎盤の血管を収縮させてしまい、胎児が低酸素症を
起こしたり、胎児の心臓に直接作用して、頻脈や不整脈を起こす
可能性があるからだそうだ。

 妊婦が、コーヒーを常飲することは、「緩める」、とか「冷やす」作用で、
「流産」や「死産」の可能性が生まれるとハリック先生はやんわりと警告
しておられた。

 しかし、こういう記事は、読んで欲しい人には目に触れないことが
多く、また、仮に目にとまっても読もうともしないケースが多いのは、
なにも不妊治療に限らないから厄介だ。

 軽率には言えないが、最近精子がマイマイコンコン
して前に進まない男子が増えているそうだ。
 
 卵子のシャーベット化も進でいるという話も仄聞する。

 これは妊娠以前の大問題であるが、マスコミでも表立って
取り上げた形跡はなさそうだ。

 先日甲子園球場へ出かけた。知人(男性)が喫煙のため
喫煙コーナーへ試合途中出かけたら、ご婦人の方が大勢
タバコを吸っていたと驚いていた。

 さる事務所の掃除係のご婦人に聞くと婦人トイレで
タバコの吸殻が最近益々増えてきたと嘆いていた。

 タバコが妊婦に弊害があることはタバコの箱の上書きにも
あるが、委細構わず吸っている。

 少子化と騒ぐだけではなにごとも解決しない。

 特に、少子化と不妊との連関について
マスコミも今一度鋭いメスをいれて欲しい。

 先日、リーガロイヤルホテルのシャトルバスに乗る機会が
あった。

 斜めすぐ目の前に母親に抱かれて、安心し切った幼児の顔が
飛び込んできたところをスケッチした。

 姉であろうか弟に何か話しかけているのかなかなか
じっとしていない。ちらっと、幸せ一杯の母親の横顔が見えた。

 子供は授かり物である。しかし、せっかく授かったいただき物を
自らのエゴで「流産」や「死産」にさせないで欲しい。(了)
 


Kenさんのスケッチは、ブログ容量の関係で削除させて頂きましたが、11月1日に、「かんぽう」さんから『ユニークに乾杯』というタイトルで出版予定です。定価2.000円。
ISBN978-4-904021-03-3  C0071 1905E 
株式会社 かんぽうサービス ℡06-6443-2173
大阪市西区江戸堀1-2-14 肥後橋官報ビル6F(〒550-0002)

コメント (2)
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米就業者数、予測以下でNY株下げる:米国経済ー学校で教えてくれない経済学

2005-06-04 07:28:13 | 経済学
 6月3日、NYダウは、5月の米就業者数が、予測の27万増を
大幅に下回る7万8,000人増にとどまったことを嫌気して、
95ポイント値下がりした。

 住宅バブルで沸く建設業は増加したが、製造業の就業者が
前月より7,000人減ったことが注目される。

 米国で雇用が増えるのはサービス部門であり、製造業では
ほぼ一貫して雇用が減少している。

 5月の米就業者数(非農業部門)の増加が、大方の予測を
大きく下回ったことは、米企業業績の悪化、ひいては株安要因と
株式市場は受けとめたようだ。

 この日、アップルコンピューター5%安、IBM1.8%安、マイクロソフト1.4
%安、インテル1%安などハイテク株の値下がりが目立った。

 前日、フイッシャーダラス連銀総裁の「米利上げは野球で言えば8回」との
発言があり、米FRBの「利上げゲーム」が終盤を迎えつつあることを示唆して
いたが、5月の米雇用統計の今回の発表で、6月末の0.25%利上げ後、
8月10日のFOMCで利上げ打ち止め宣言の観測が急速に高まりそうだ。

 一方、NY原油先物相場(WTI)は、米エルギー庁高官のクック氏の
「第4四半期60ドル原油」発言を受けて、バレル1.02ドル上げ、
54.85ドルで取引を終了した。

 クック氏は、2005年の世界の原油需要は、2004年ほどではないが、
中国の需要が日量60万バレル、9%増、米国が40万バレル、2%増が
影響すると発言した。

 ただエネルギー問題アナリストのTim Evans氏は、原油在庫は依然として
6年来の高さにまで積み上がっており、原油相場は年末にかけて鎮静化すると
クック氏の見方に真っ向対立している。

 クック氏は、中国の需要増も問題であるが、原油を供給サイドからみれば
低アルファーのイラク原油の供給遅れ、世界最大の供給国、サウジアラビア
原油が高サルファーであることから、世界の原油消費の50%を占める
米国でのガソリン不足が再燃すると警告している。

 NYダウが米国経済の鏡とすれば、米雇用統計の発表を嫌気して
下げた米株式市場は年後半の米国経済を冷静に予測しているのかも
しれない。(了)

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