ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

西宮神楽町度交差点風景(スケッチ&コメント)

2009-03-18 20:45:14 | スケッチ


西宮神楽町度交差点風景

江嵜企画代表・Ken




JR神戸線の芦屋駅と西宮駅との間に2年ほど前に「さくら夙川」という駅が誕生した。関西にお住まいの方なら、夙川堤は、桜の名所のひとつとしても、知る人ぞ知る世界である。

 駅の名前も「さくら」の花にあやかってつけられた。今年は開花時期が早いと言うから、あと2週間もすれば堤一杯に花を咲かせて多くのさくらフアンを楽しませてくれることだろう。

 同窓のT氏と駅前で午後1時に待ち合わせしていた。それまでの時間を利用して、神楽町交差点風景をスケッチした。この交差点は、東西に走る国道2号線と南北に建石線が走っている。

 国道2号線は神戸と大阪を結ぶ大動脈だから交通量は昔から多い。交差する建石線はT氏の話では阪神淡路大震災のあと拡張され、そのため神楽町界隈の昔の面影はすっかりなくなったそうだ。いまや車社会だから止むを得ない面もあるが、道路一本で、町の情緒まるごと消してしまうのは誠に寂しい。

 交差点手前はMobilガソリンスタンドである。その奥に柴田クリニックの建物が、眼に飛び込んでくる。院長の柴田先生は、特に気管支喘息、乳児湿疹などの小児アレルギーの専門医である。
 子供の目線で診察してくれる先生として親御さんの絶大な信頼を受けているとよく聞く。

 たまたま柴田先生は中学高校でクラスを共にした。こころやさしいところは少年時代そのままである。一度、建物をスケッチしたいと思っていた。図らずも本日それが実現して、自画自賛している次第である。(了)

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NYダウ178ドル高、原油47ドル、金912ドル(学校で教えてくれない経済学)

2009-03-18 09:43:18 | 経済学
2月の米新規住宅着工件数が前月比22%増との発表を好感し、NYダウは前日比178ドル、2.5%高の7,395ドルで取引を終了した。シカゴ日経ダウも連れて上昇、8000円を突破した。

NYダウは6営業日で5日の値上がりである。このまま上昇を続けるのかどうかについては、懐疑的な見方が多い。ただ、投資家心理が徐々に改善していること。値上がりが徐々であり安定していることは良い兆候だという一部投資家の見方を今朝のWSJ紙は紹介している。

住宅関連のホームデポ6.7%高、小売最大手のウオルマート2.5%高に加えて、シティー7.7%高がこの日の相場をけん引した。一方、業績悪化により大幅減配を発表したアルミ最大手のアルコア株は5.5%値下がりした。

NY原油(WTI)先物相場は、NY株高、米住宅指標発表を好感、バレル1.14ドル高の48.80ドルで取引を終了した。一方、NY金先物相場は株高から安全資産としての魅力が薄れ、トロイオンス6.7ドル安い915ドルまで値下がりした。

NY外国為替市場では、現在開かれている米FOMC(公開市場委員会)の動きを見守りたいとする空気から狭いレンジ内で推移した。ただ、最近の傾向としては、ユーロ買いの流れから、1ユーロ=1.30ドル台までドルは対ユーロで弱含みで推移した。円も対ユーロで売られ、1ユーロ=128円台で取引された。

昨日のWSJ紙は、最近の金相場とドルの動きに微妙な変化が見られると珍しくページを割いて金相場とドル相場の関係を解説していた。

過去10年の金・ドルの相場を見ると、ドルが上がれば金が下がり、ドルが下がれば金相場が値上がりした。インフレ懸念が高まるとドルが売られ金に資金が流れた。ところが今年に入りドルも金も値上がりしていると指摘している。

 年初から金は5%値上がりし、ドルは8%値上がりした。昨年の10~12月期、金は3%値下がりし、ドルは3%値上がりした。「金はドル安のヘッジではなく、それぞれの政府の通貨価値低下に備えた動きをしている」とRBSグリーンウイッチ・キャピタル、ストラテジスト、Alan Rusukin氏は話した。

 投資家は、政府の景気刺激策は猛烈なインフレをもたらすと憂慮している。多くの国が政策金利をゼロに下げるだけでなく、米国、英国、日本、スイスは慣例に従わないやり方で資金を瀕死の経済に注入している。

 ところが、リスクマネーが株式市場に流れはじめた結果、ここ数日の動きをみれば、ドルも金も値下がりしている。特に金相場は、1000ドル突破以降全く冴えない。世界経済が底を打ち銀行システムが一時的にしろ、安定化しつつある兆候を示している。その結果、金とドルを売り、米ドル以外の通貨と例えば原油などの商品市場へ、投資家は意欲的に、資金シフトして来ているとWSJ紙は分析している。

 今朝のNHK・BS「おはよう世界」を見た。米CNNによる世論調査で、「アメリカ人の景気の先行きに対して、45%が1~2年の内に1930年代に起こった大恐慌になる。これから米国の景気は悪くなる。回復には1~2年かかる。25%が回復に2~3年かかると見ている」と紹介していた。

 同じ「おはよう世界」が伝える米ブルームバーグニュースでは、今朝のNYダウの株価について「今の相場に乗り遅れたくないのだ」という一部投資家の声を紹介していた。「世論調査」と「相場に乗り遅れたくない」と、一見異なる見方のように見えるが、立場が違うと見方も変わる。

 金相場については、昨日のWSJ紙は、2009年1000ドル、10年1,050ドルと小幅の伸びにとどまる。しかし、ロングランで見れば1,500ドルと一部アナリストの予測を紹介している。このロングランという言葉が曲者である。素人は1,500ドルと耳元でささやかれるとついくらくらとなってしまうのであろう。ルアー(疑似餌)にひっかかると素人は後戻りできない。

 外国為替市場での最近の傾向について、昨日のWSJ紙は一時売り一色だったルーブルが原油相場が持ち直してきた結果下げ止まった。一時1ドル=1600ウオンまで売られた韓国ウオンが1,400ウオンまで対ドルで値を戻してきたと紹介している。韓国ウオンは米国の金融収縮とそのまま連動している。ウオン反転やルーブル下げ止まりの動きは何を物語るか極めて興味深い。

 水鳥は断りなく餌場を離れる。ところが餌場とみれば何の前触れもなく元の餌場に戻ってくる。下手な理屈をこねる人が日本人には多いが水鳥の生態を観察した方が参考になるかもしれない。(了)

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