ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

5月の巨針療法特別講習会

2010-02-01 12:15:36 | 診断即治療と虹彩学
1月の実技講習会では、「骨格矯正鍼」を中心に行いましたが、
①顎関節矯正鍼を使ったら、驚くほどの効果があった。
②骨格矯正鍼で腰痛を治療したら、患者さんが驚いていた。
③先日の講習会で覚えた鍼を使ったら、効果が高いので次回の講習会も参加したい。
④どんな本を読んで、あんな治療法を考え出したのか教えてほしい。
⑤先生の深い研究には感動します。私も先生みたいな鍼灸師を目指します。
等々の報告がありました。

2月14日には、 業界セミナー を大阪医療技術学園専門学校で行なうことになっており、テーマは≪巨針療法~実技公開~≫
3月21日には、鍼灸実技講習会で ≪特効穴と胃脈≫
5月23日には、鍼灸実技講習会で ≪巨針の製作から臨床実技まで≫

巨針の実技講習では、巨針の製作から始めますので、5月23日の鍼灸実技講習会では≪運命学≫はありません。
【会  場】 ホテルクライトン 1階
【受付開始】12:00
【講習時間】12:30~5:00(途中休憩あり)
【参加資格】医師、歯科医師、鍼灸師、柔整師、左記医療関係学生
【参 加 費】15.000円
【問合せ・申込み】新城針灸治療院 大阪市淀川区西中島4-8-5
         電話06-6390-4722 ファックス06-6302-0991
         メール:shinjo36アットマークsunny.ocn.ne.jp


巨針の特徴
巨針療法の起りは、霊枢・九鍼十二原篇【長鍼者、可以取遠痺】意釈:長鍼は、日を経た痺を治せる。から始まったのですが、その効果には目を見張るものがある。

巨針を日本に持ち込んで、長年臨床を行なっていますが、巨針療法の特徴を以下のようにまとめることができます。

1. 他に類を見ない即効性がある
  自他ともに認められ、あまりの即効性に同業者に嫌われる時もあります。

2. 骨格矯正と同時に脈や内臓まで整う
  臓腑疾患で出た骨格の歪みも、巨針では同時に整えることができる。

3. 治療効果の持続時間も長い
  経絡を整え、骨格を整えることが治療効果を長期間持続させるコツです。

4. 本治法と標治法を少ない刺鍼で同時にできる
  極端な場合は、巨針1本で肝や腎を整えますが、普通は2本使います。

5. 一穴多透刺で一経絡に沿っても、他経を跨っても治療が可能です
  例えば、足三里から崑崙までを透刺することができます。

6. 弛緩作用が強いので運動器系疾患に著効を現す
  腰痛や膝痛で多く診る「筋腱の緊張」は、一回の治療で好転します。

7. 主に皮膚と筋肉の間の脂肪層を通すので痛くない
  神経の少ない脂肪層を水平刺で通すので、刺鍼抜鍼に気付かない人もいます。

8. 対側刺鍼での巨刺法理論で、一側刺鍼で対側も治療可能
  痛みは右に出ていても、左に刺鍼して治療する場合も多いものです。

9. 修練に時間がかかるので真似る人がいない
  斯界で伸びた人は修練を積んだ人で、誰でもできる技術では伸び悩む。

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顔が目えない日本、中央銀行の政策がカギを握る(学校で教えてくれない経済学)

2010-02-01 00:42:35 | 経済学
世界の中央銀行がこの先どのような金融政策をとるかが今後の世界景気のカギを握っていると28日付けのWSJ紙のBlian Blackstone記者がA4二枚の長文の記事を書いていた。

日本は相変わらずゼロ金利である。しかし、ECB(欧州中央銀行)は、0.5%を長期に据え置けば、必ず反動が出てくることを懸念している。一方、米国はバ―ナンキ議長が変節しない限り、2011年まで現在のゼロ近い水準に金利を据え置く。英国は夏の総選挙の前後に利上げが予想される。ECBは遅くとも年末には英国のあと追うように利上げすると見ている。

中国は既に準備率を0.5%引き上げた。インドは0.75%引き上げた。いずれもインフレの芽を摘もうとしている。ただ、中国は不動産バブルに的が絞られている。インドは消費者物価の2010年の見通しを8%に上方した。物価全般にブレーキをかけようとしている。

バ―ナンキは大恐慌の二の舞を避ける一点に絞りゼロ同然まで金利を下げ7000億ドルという巨額の財政出動した。しかし、その米国も、2月1日からFRBによる新たな資金供給はストップする。金利は据え置くが、資金はむしろ吸い上げにかかる「出口戦力」を決めた。

為替への影響はどうか。米国の金利はゼロ水準で2011年まで持ち越す一方、英国が年央に利上げ、ECBが後追いする。利回り有利から本来ならドル売り、ユーロ、英ポンド買いが起こる。ところが、ユーロはメンバー国がギリシャなど財政破たんを抱えて不安は絶えない。1ユーロ=1.40ドルは割高との見方は消えていないとWSJ紙のBlackstone記者が解説していた。

一方、スイスのダボスで世界経済フォ―ラムが開かれた。日本の新聞では何が討議されたのかいまひとつはっきりしない。29日付けWSJ紙電子版に以下のような記事が出ていた。

「ほんの少し前までは、世界の金融関係者が華な会場を支配していた。今年は非難の矛先が銀行家に向けられた。」と書き、「非公式会合のテーマは、”First,kill all the bankers”(まず、全ての銀行家を消せ)である。まるでテロリスト扱いだ。」とモルガンスタンレー(欧州代表)のDonald Moore氏は話していたと29日付けのWSJ紙電子版は紹介していた。

バーナンキ米FRB議長は30票の反対票で辛くも再任された。一方、バ―ナンキ議長は「2010年の顔」として雑誌タイムの表紙を飾った。タイムの表紙に出ると決まって失敗の道を辿る歴史があると金融専門家の北野一氏が朝日二ュースターの番組で真しやかに話していた。

日本はどうか。せっかく政権を獲得した民主党の顔が見えない。期待された菅財務相も一体どうなったのか。セロ金利同様、政治も経済も深海魚よろしく浮上の兆しがない。(了)

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