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米製造業ISM指数好感、NYダウ118ドル高、トヨタ欠陥商品問題で謝罪(学校で教えてくれない経済学)

2010-02-02 10:46:09 | 経済学
オバマ大統領は、月面探査計画を中止すると2月1日の年頭予算教書演説の中で発表した。今朝のNHK・BS「おはよう世界」が伝える英BBCも「コストのかかり過ぎるものは全て削る」とのオバマ大統領の演説の様子を写していた。

英BBC放送は、英国が財政事情から大学予算を大幅に削減する。10年前、ブレア首相が「イギリスは高等教育に力を入れる」と演説するビデオを流して、正に様変わりだと解説していた。奨学金も大幅に削除されるので大学が益々狭き門になると解説していた。

ドイツテレビHeuteが、政府系のサービス労組が5%の賃上げを要求している。当局は全面拒否した。2月1日からストライキにはいった。バス、電車、ゴミ回収が止った。一方、健康保険の財源難から保険料引き上げの話が出ていると紹介していた。

ダボス経済フォ―ラムでは、国民の税金で救済された銀行が利益を出した。利益が出たので高額のボーナスは当然だという銀行家には冷たい会合になったとWSJ紙がダボス会議の様子を伝えていた。米国ではオバマ金融規制法案にトーンダウンの気配が見られる。

2月1日のNY株式市場は、製造業ISM指数が58.4ポイントへ予想外に改善したことを受けて、薄商いの中、先週末比118ドル高、10,185ドルでNYダウは取引を終了した。この日は原油、金、プラチナなど商品相場も反発、この日の株高はエネルギー株がけん引したと「おはよう世界」が紹介するブルームバーグ二ユースが解説していた。

NY外国為替市場では、ISM指数好転を材料にドル買い戻しの動きから、1ドル=90.60~65円、1ユーロ=126.17~26円とユーロも対円で値上がりした。CNBCのコメンテーターは原油がバレル74.43ドルへの反発はユーロ相場回復と連動していると解説していた。

為替市場では、豪ドルがこのところ値下がりしていることを今朝のテレビ東京が取り上げ、豪州準備銀行の利上げの動きが注目されると解説していた。個人でも為替取引を始めた人が増えているという。おいしいフグには毒がある。くれぐれも命を大事にして欲しい。

今朝の米CNNテレビは,トヨタリコール問題でトヨタ米社長が謝罪したとトップニュースで取り上げた。WSJ紙はトヨタ問題を連日トップで扱っている。1日の記事では、アメリカでは飽くまで「品質のトヨタが欠陥商品を出した」という捉え方をしている。日本では80年代の日米貿易摩擦の再来として「東洋経済」が取り上げていると紹介していた。

松下幸之助は品質問題は経営者の怠慢で経営以前の問題と捉えていたと友人のAさんから昨日メールをもらった。品質問題は企業の命取りになることだけは間違いなさそうだ。(了)

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