バンクーバー冬季オリンピックのゴールドメダリストの内、何人が表彰台で国歌を歌ったかについて先週木曜日までの時点で、WSJの調査結果を20日のWSJ紙が紹介していた。
33人の21.2%が歌詞を全て歌った。18.2%が口をもぐもぐさせて一部だけ歌っていた。60.6%は国歌を全く歌っていなかった。6人のアメリカのゴールドメダリストは口をもぐもぐさせていた。スノーボードのSethWescott選手だけが‘StarSpnagledBanner(星条旗よ永遠なれ)’を完全に歌った。同じスノーボードのShaunWhite選手は全く歌わなかった。
これは驚くべきことではないかもしれない。2004年のハリス調査では、アメリカ人2,200人を調査した結果、61%がアメリカの国歌「星条旗」の全ての言葉を知らなかったと回答している。
スエ―デンのゴールドメダリスト二人は全ての歌詞を歌った。ノルウエ―、オーストリアの選手は全く歌わなかった。韓国ただ一人のゴールドメダリストMoTae-bum選手は歌詞の一部だけ歌っていた。
男女別では、男子の20.0%、女子の15.4%が歌詞の一部を歌っていた。感情面では、女子13人のうち3人が泣いていた。男子は20人とも泣かなかった。地元カナダ最初のゴールドメダリスト、AlexandreBilodeau選手は熱狂的な観衆に盛んに応えていたが、国歌‘O Canada’を歌はなかった。
国歌の歌詞全て歌ったゴールドメダリストを国別で見れば、ドイツ(3人の内2人)、カナダ(3の1)、中国(3の0)、ノルウエ―(3の0)、韓国(3の0)、スイス(6の0)となっていた。
21日までのところ日本選手のゴールドメダリストは出ていない。果たして日本の国歌「君が代」を全歌詞歌うであろうか。日本人は国歌を歌わないか、歌っても口をもぐもぐさせるグループと思っていた。一方、外国人は国歌を歌うものだと思い込んでいた。今回の結果を見て、外国人に対する認識を改めないといけないかもしれない。
一概に言えないだろうが、世界トップレベルのアスリートの世界でも、国に対する意識が、希薄になりつつあるひとつの兆候なのであろうか。日本のメディアにはお目に書かれなかった視点だったことから、今回のWSJ紙の記事を興味深く読んだ次第である。(了)
33人の21.2%が歌詞を全て歌った。18.2%が口をもぐもぐさせて一部だけ歌っていた。60.6%は国歌を全く歌っていなかった。6人のアメリカのゴールドメダリストは口をもぐもぐさせていた。スノーボードのSethWescott選手だけが‘StarSpnagledBanner(星条旗よ永遠なれ)’を完全に歌った。同じスノーボードのShaunWhite選手は全く歌わなかった。
これは驚くべきことではないかもしれない。2004年のハリス調査では、アメリカ人2,200人を調査した結果、61%がアメリカの国歌「星条旗」の全ての言葉を知らなかったと回答している。
スエ―デンのゴールドメダリスト二人は全ての歌詞を歌った。ノルウエ―、オーストリアの選手は全く歌わなかった。韓国ただ一人のゴールドメダリストMoTae-bum選手は歌詞の一部だけ歌っていた。
男女別では、男子の20.0%、女子の15.4%が歌詞の一部を歌っていた。感情面では、女子13人のうち3人が泣いていた。男子は20人とも泣かなかった。地元カナダ最初のゴールドメダリスト、AlexandreBilodeau選手は熱狂的な観衆に盛んに応えていたが、国歌‘O Canada’を歌はなかった。
国歌の歌詞全て歌ったゴールドメダリストを国別で見れば、ドイツ(3人の内2人)、カナダ(3の1)、中国(3の0)、ノルウエ―(3の0)、韓国(3の0)、スイス(6の0)となっていた。
21日までのところ日本選手のゴールドメダリストは出ていない。果たして日本の国歌「君が代」を全歌詞歌うであろうか。日本人は国歌を歌わないか、歌っても口をもぐもぐさせるグループと思っていた。一方、外国人は国歌を歌うものだと思い込んでいた。今回の結果を見て、外国人に対する認識を改めないといけないかもしれない。
一概に言えないだろうが、世界トップレベルのアスリートの世界でも、国に対する意識が、希薄になりつつあるひとつの兆候なのであろうか。日本のメディアにはお目に書かれなかった視点だったことから、今回のWSJ紙の記事を興味深く読んだ次第である。(了)