8日朝の「経済情報」(NHK・BS)によれば、予想を下回る米雇用デ―タを引きずったまま、欧州不安、ユーロ先安懸念から、7日のNYダウは、先週末比115ドル安、9,816ドルで取引を終了した。
7日のNY外国為替市場では、一端1ユーロ=1.20ドルまで戻す場面もあったが、1.19ドル前半で取引を終了した。対円では、1ユーロ=109.19~29円、1ドル=91.59~60円と、消去法による円買いが続いている。
ユーロ安から、NY金先物市場では、金が買われ、1トロイオンス23ドル上げ、1,239ドルで取引された。一方、原油{WTI}相場は、ほぼ横ばいのバレル71.44ドルで取引を終了した。
その他の海外のニュースでは、ドイツZDF,イギリスBBCが、厳しい財政削減計画を巡り、与野党間で激しい論争が展開されていると報じていた。共通している削減案では公共部門での予算削減である。イギリスでは公務員給与の5%カットが盛り込まれている。
現在、財務相会議が開かれているが、具体的な解決策がまとまる可能性は薄いと番組に出演した三井住友の森谷氏は述べ、米国経済はじめ外国為替市場での不透明感解消は当面むつかしそうだと解説していた。(了)
7日のNY外国為替市場では、一端1ユーロ=1.20ドルまで戻す場面もあったが、1.19ドル前半で取引を終了した。対円では、1ユーロ=109.19~29円、1ドル=91.59~60円と、消去法による円買いが続いている。
ユーロ安から、NY金先物市場では、金が買われ、1トロイオンス23ドル上げ、1,239ドルで取引された。一方、原油{WTI}相場は、ほぼ横ばいのバレル71.44ドルで取引を終了した。
その他の海外のニュースでは、ドイツZDF,イギリスBBCが、厳しい財政削減計画を巡り、与野党間で激しい論争が展開されていると報じていた。共通している削減案では公共部門での予算削減である。イギリスでは公務員給与の5%カットが盛り込まれている。
現在、財務相会議が開かれているが、具体的な解決策がまとまる可能性は薄いと番組に出演した三井住友の森谷氏は述べ、米国経済はじめ外国為替市場での不透明感解消は当面むつかしそうだと解説していた。(了)