ききょう
江嵜企画代表・Ken
なんば高島屋友の会、猪熊佳子、日本画教室で、月をバックにキキョウを描いておられる生徒さんに大いに刺激され、帰宅後、青木にある猫の額ほどの空き地に植えたキキョウをスケッチした。
キキョウは「秋の七草」のひとつである。そのため秋の花と思ってしまうが、さにあらず、こちら神戸では、6月はじめから中旬にかけて、つぼみを付け、6月末にかけて一気に花を開く。まさに今が盛りの花のひとつである。
ちなみに、「秋の七草」を広辞苑で引くと、萩、すすき、撫子、くず、女郎花、藤袴、キキョウ。一説にはキキョウの代わりに朝顔が入るとあった。朝顔がここへきて気温が上がり始めたこともあって、一斉に芽を出しはじめた。7月末になれば花が咲く。
つい先日まで百合が咲いていた。キキョウと相前後してむくげが花を開き始めた。芙蓉も後に控えている。キキョウの次はわたしの番よと催促されているようで、しばらくは花のスケッチで忙しくなりそうだ。
花のスケッチをしていると元気をもらえるからありがたい。(了)