ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

歯を疎かにしていると糖尿病、心臓病になり易い?11月28日 「ワールドWaveMorning)

2011-11-28 22:09:50 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


28日朝の「ワールドWaveMorning」(世界の扉)コーナーで、「米国で歯の治療を受けない人が増えているが、歯の治療を怠る結果、糖尿病や心臓病、さらに体重不足など深刻な影響が出て来ている」と専門医が語る様子を紹介していた。先日も書いたが、虫歯が内蔵の病気を予告しているという話は初耳だった。たかが虫歯と思っていたが実に浅はかだった。幸い筆者の場合、歯槽膿漏の気が全くないとご近所の歯科医から幸いにもお隅付きをもらって感謝している。

なぜアメリカで歯の治療を受けないひとが多いのか。経済的な問題が第1。さらに地理的な事情が第2だと解説していた。近くに歯科がない。基本的に歯科医が不足している。歯医者になる生徒が少ない。お金がかかるという点では、日本では歯の神経治療を受けると5,800円に対してアメリカでは6万8,000円かかるのだそうだ。アメリカでは4人に1人が支払い能力がない。格差社会がアメリカで、急速に拡大していることを象徴している動きかもしれないと当番組のキャスターがコメントしていた。

アメリカでは6人に1人しか歯の治療を受けられる保険に入っていないことも影響している。ただ、オバマ米大統領から始まったある一定の収入以下の人に適用されるメディケイド保険制度でも歯の治療を受けない人がいる。今朝の番組では、メディケイド制度では、詳しい説明はなかったが、同制度では20~70%が赤字になるのでやりたがらない学生が増えていると解説していた。

所得の低い人に対する制度であっても医者が赤字になるようでは論外だろう。お金儲けのためだけに歯医者になる学生はいない。しかし、赤字になるとはじめから分かっておれば、自然の成り行きとして、歯医者に成りたい学生が減ってくる現象も理解できる。日本では小児科や産婦人科の医者になる生徒が減っていると聞くが、歯医者は果たしてどうなのかとふと思った。

お金以前の問題として、そもそもアメリカ人は、歯医者には行かないと決めている人が多いと聞いて驚いた。それがアメリカでは一番問題のだと解説していた。一方、日本では歯医者にそもそもいかないという人はあまり聞かない。ただ、歯の治療を放置していると、糖尿病や心臓病になり易いと聞けば、日本でも歯医者さんに駆け込む人が意外に増えるのではないかと勝手に想像している。歯が、けなげにも内蔵の犠牲になって虫歯になっているという話は先日書いたが、笑いごとでは済まされまい。

外国人と話をしていると、彼らは、しばしば「相手の歯を抜く」という言葉をよく使う。狩猟民族ならではの表現だろう。日本ではどうか。「歯牙にもかけない。」と言って、相手を問題にしない時にこの表現を使う。「歯に衣着せぬ。」発言する人は日本では好まれない。「歯の浮いた話。」も歓迎されない。「歯が立たない。」相手だととはじめから分かっていればよかったと負けた後で言ってても後の祭りである。「歯ごたえのある。」話が最近少なくなった。自分のことは棚に上げて「歯を食いしばってガンバレ」と発破を掛ける人は信用できないなどと使う。

歯は本来、年を表す。日本で、いつのころからか年齢と書かないで年令と略して書くようになった。文字通り歯の抜けた話となる。歯を疎かにしていると病気になり易いのはなぜか。噛むという字をつらつら眺めて欲しい。噛めば噛むほど唾液が出る。歯を磨くのではない。歯茎を磨けば唾液が出る。唾液には殺菌作用がある。それが歯を長持ちさせるといわれる。噛めば噛むほど味の出る話をする人が少なくなったことが、一番淋しい。歯を大切して不景気を吹き飛ばそう。(了)

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旧三商大男声合唱団演奏会(スケッチ&コメント)

2011-11-28 06:09:45 | スケッチ


旧三商大男声合唱団演奏会

江嵜企画代表・Ken



旧三商大(一橋大、神戸大、大阪市大)OB男声合唱団の
演奏会が大阪国際交流センター大ホールで11月27日ある。
時間が許せばいかがかと友達のKさんが声をけけてくれた
ので楽しみにして出かけた。

ただこの日は猪熊佳子日本画教室の日と重なる。猪熊先生に
お断りして教室を中座して演奏会場に駆け付けた。午後2時
の開演前にはほぼ満席の盛況だった。

プログラム4番目のKさんが出る南澪会合唱団東西合同80名が
舞台狭しと歌う姿は壮観だった。高田三郎作曲、高野喜久雄作詞
男声合唱組曲「みずのいのち」を堪能した。演奏会会場の様子を
スケッチした。


「水のいのち」という曲は、①雨、②水たまり、③川、④海、
⑤海よの5曲で構成されている。「雨が地上の全ての命をはぐむ」
から始まり最後は海に帰る物語である。石幸千照(いしこうちあき)
さんのピアノも水が流れ流れやがて海に帰るイメージピッタリ
で良かった。

プログラム5番は、総勢160名の合同合唱でSPIRITUAL(黒人霊歌)
はさすが迫力があった。「Sometimes I Feel Like A MotherLess
Child(時には母のない子のように)」に始まり,「聖者の行進」
「漕げよマイケル」「リパブリック賛歌」「ジェリコの戦い」と
お馴染の歌が続き懐かしかった。

当然のごとくアンコ―ルである。「あらかじめ用意していました。
シーンとしたらどうしょうと思っていました。」と指揮者が会場を
笑わせたあと「また逢う日まで」(田中清三郎作曲)がなかなか
良かった。

日本画教室では来年の干支の竜を描いた。いろいろなことがあった
平成23年もあと旬日を残すのみである。

27日行われた大阪ダブル選挙では、「維新の会」が知事・市長共に
勝利した。今、日本を覆っている閉塞感を何が何でも打破して欲しい
との庶民の願いの表れかも知れない。「維新の会」も竜頭蛇尾に終ら
ぬよう心して政策対応して欲しい。(了)

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