ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

今年もありがとございました。

2011-12-31 13:48:47 | 情報や案内及び雑談
来年もよろしくお願い申し上げます。


おかげ様で5㎏ほど痩せました。(笑)

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猫に餌をやる者がいなくならない限り野良猫は減らない:2012年は金融緩和オンパレード?

2011-12-31 12:33:14 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


『猫は餌をもらう人を覚えている。』いつもの更地へ猫の餌の掃除とモク拾いのために昨日出かけた。所在なさそうに更地フエンス近くを行きつ戻りつしているさるご婦人がいるではないか。その時である。どこに隠れていたのであろうか、猫3匹が突然、件のおばさんの足元に駆け寄ったではないか。人は人を時に騙す。猫は人を騙さない。「猫に餌をやらないでくださいね。」とおばさんに近づいて話した。一瞬戸惑った彼女だったが、意外に答えは早かった。「昔、餌をやった。今はやっていない。近所の人が餌をやっている。」と抗弁した。「猫には罪はない。毎日のように餌の掃除をしている人のことも忘れないでくださいね。」と穏やかに話をしたら、彼女は、黙ってその場を去った。しかし、現実は甘くない。猫に餌をやる人間は他にも大勢いる。餌をやる人間がいなくならない限り野良猫は永遠に増え続けるだろう。

単略的だと叱られそうだが、北朝鮮問題も欧州金融危機も誰から餌がもらえるかどうかが決め手になると常々思っている。白い猫も黒い猫も関係ない。ネズミを獲る猫が大事だと小平が言ったという話が残っている。ネズミはいなくなった。ところがコンビニで簡単に猫フードが手に入る。日本とアメリカの戦争が終わる前の古い話だが、食事をまともに出来ず、ひもじい思いをした67年前の出来事を、今もからだが覚えている。昨晩NHK・BSで放送していたサバンナでの生き物同士の生きるか死ぬかの死闘を見た。特に草食動物なりに肉食動物から身を守るすべを生まれ落ちた直後からからだが覚えている感動的シーンを見ることが出来た。餌を絶たれた生き物は人間に限らず凶暴化する。中国政府が今最大恐れていることは人の餌、食料問題である。

中国に見放されたら北朝鮮は生きていけない。北朝鮮が核を放棄しないのは、そうすれば食べる手立てを失うからであろう。イランも同じである。自らは核武装しておきながらイランに核放棄を迫ってもイランがアメリカに首を縦に振らない。ロシアはイラン寄りと見られがちだが、ロシアはイランと数千キロ国境を接しているからだとロシアの専門家が先日NHK/BSで話していた。中国も北朝鮮に内乱が起これば北朝鮮からの難民が大挙押し寄せて来る。2012年に中国に新政権が誕生する。双方が政権交代という微妙な時期である。中国は北朝鮮を死力を尽くして守るだろう。

30日、NY株式市場は、商い閑散の中、NYダウは、前日比69ドル,0.6% 安、12,217ドル、サンタクロース・ラリーはならず2011年を終えた。年ベースでは5.53%上昇したと30日付けのWSJ紙電子版は書いた。今朝放送のNikkeiCNBCは、2011年の世界の株価について、アジアでは中国21%,香港20%,日本17% ,豪州15% それぞれ値下がりした。欧州ではギリシャ52%、イタリア25%、フランス17% ,ドイツ15%値下がりしたと紹介していた。欧州金融危機が明らかに影響した。世界株安の中でアメリカの株価ではNYダウのみ5.5%上げた。金融緩和がNYダウには少なくとも貢献したようだ。

30日のWSJ紙電子版は、ユーロが、対日本円で11年来の安値、1ユーロ=99.85円を付けたと多くの字数を割いて報じていた。ユーロは2011年高値1ユーロ=123.33円から19%値下がりした。ユーロは対米ドルでほぼ14% 下落した。日本はGDPの2倍の赤字国であるが、ユーロは、対米ドルで、1ユーロ=1.1877ドルを試す。その結果、対円でユーロはさらに値下がりすると専門家の見方を紹介していた。スペイン政府は2011年の財政赤字は当初予測を上回ると発表した。スペインでは500万人が失業中でこれ以上の緊縮財政は受け容れられないと労働組合代表は語ったと紹介していた。

年明けイタリア国債入札が2月に364億ユーロ、3月に272億ユーロ、3月にはギリシャ145億ユーロ、イタリア4月に278億ユーロ、4月にはスペイン国債119億ユーロと続く。餌場を求めて、投機資金が暗躍するであろう。ECB(欧州中央銀行)は3年償還の債券を年1%で貸し出しを実施した。2012年は米大統領と議会、知事の選挙の年である。米FRBがQE3(量的金融緩和第3弾)をやらない保証はない。2012年は、金融緩和オンパレードの年となることが予見される。(了)

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