ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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動物は方向感が定まらないと行動しない、人間は行動する、前頭葉の異常発達のせいか?

2012-06-12 10:52:10 | 経済学
NYダウ142ドル安(学校で教えてくない経済学)


弱気で知られる米 投資会社、K.ブリス氏が今朝6時台の「ワールドWaveMorning」紹介の米ブルームバーグの番組に出演、「スペインの陰に隠れているが、中国情勢の方がはるかに重要だ」と話していた。7時台に放送した「ワールドWaveMorning」が紹介したドイツARDは、①スペイン金融機関救済額1000億ユーロ(10日のNYレート換算:9.9兆円)のお金の使い方含め具体的中身が決まっていない。②成果が出るのは2~3年後と解説した。

自分の体のことになると神経質なまでに検診結果を深追いする同じ人間でも、スペインの話になると、1000億ユーロ支援をEUが決めたと聞いただけで、住宅バブルが崩壊、今なお住宅の値段が下げ続け、失業率22.5%、若者の二人に一人が失業しているスペイン経済が今すぐにでも回復すると錯覚するところが人間の浅はかさである。それを週明けのヨーロッパ株の値下がり、NYダウの142ドル安、12,411ドルが教えている。

「ワールドWaveMorning」(経済情報)に出演した三井住友銀行、森谷亨氏は「スペイン支援をとりあえず好感して高く始まったNYダウも長続きしなかった。スペイン国債が売られ、イタリア国債も後を追いそれぞれ利回りが上昇した。ユーロ相場は始め1ユーロ=1.26ドル台まで買われたが、終わってみれば1.24ドル後半までユーロが下げた。17日にギリシャ再選挙が控えている。ヨ―ロッパに左右される方向感定まらぬ相場展開が予想される。」と解説した。日本の今年の天気同様、梅雨の晴れ間と飛びだすと雷の犠牲になる。

11日、NY外国為替市場で、1ドル=79.39円、1ユーロ=99.01~06円で取引された。NY原油【WTI】先物相場は、バレル1.40ドル安、82.70ドル、NY金先物相場はトロイオンス5.40ドル高、1,595.50ドルで取引された。どちらに向かって飛んでいけばいいか迷っている渡り鳥の姿をイメージすれば分かりやすい。人間も所詮は動物である。鳥に限らず動物が方向感を失うと命に関わる。鳥や動物は見定めがつかないと決して行動しないと動物学者はしばしば指摘している。人間は前頭葉が異常発達しているからだと勝手に想像している。

その他の「ワ―ルドWaveMorning」では、米ABC、米CNNが共に、10日の夜起こったブライトン米商務長官「当て逃げ」【Hit and Run】事件を取り上げた。米ABCは、「一日遅れでホワイトスは発表した。アルコールは検出されていない。しかし、糖尿病血糖値低下、癲癇、脳腫瘍の疑いについても取り沙汰されている。オバマ大統領選挙に影響が出るかもしれない。」などと解説していた。

韓国KBSは、コリ原発事故調査結果についてIAEAが問題なしと発表した。しかし、地元住民環境グループは信用できないと反発していると伝えた。アルジャジ―ラは「シリアへの軍事介入にアメリカは消極的」と伝えた。見落とせないニュ-スの一つだろう。(了)

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