プーチン記者会見で語る:ワ―ルドWaveMorning[世界の扉」より(学校で教えてくれない経済学)
12月21日は冬至。太陽の位置が一番低い日ですとワ―ルドWaveMorningで説明していた。ヤフ―・ブログでは冬至は昼が一番短い日と書いていた。たまたまであるが、20日付けのWSJ紙電子版を読んでいたら、金の延べ棒の保管先をスイスなどヨーロッパの銀行からシンガポールの銀行へ移す動きが活発化しており、スペース確保に苦労していると書いていた。現地では当り前の話しでも日本では新聞に載らないと話題にならない。足元、20日のNY金相場はトロイオンス21.60ドル下げ、1,644.90ドルでこのところ全く冴えない。1,700ドル割れから下げトレンドに入った。背景の一つにユーロ反発がある。グラフを見ると、金相場の下げとユーロ反発が見事に逆・連動している。
WSJ紙別ページのグラフに、ギリシャ国債の利回り推移が3月の50%から現在10%目前まで低下していることを示していた。ギリシャ政府に340億ユーロの資金供給が12月から始まりつれて、ギリシャ国債が値上がり、利回りは低下した。ユーロ上昇とギリシャ国債利回り低下が逆・連動している。ギリシャのユーロ離脱がテーブルの上から消えてユーロ反発が始まった。安倍自民党総裁が決まり、氏の金融緩和発言と呼応して、触媒の働きを演じ、同時並行的に、ユーロ高、ドル高が進んだ。
20日のNY外国為替市場で、1ドル=84.32円、1ユーロ=111.72円で取引された。20日のNY原油(WTI)相場はバレル15セント上げ90.13ドルと90ドル台に乗せた。直近の米GDP確報値が3.1%増と上方修正された。11月の米中古住宅販売が5.9%増、好調なフィ ラデルフィア連銀景気指標が相場を押し上げたと朝6時台放送の米ブルームバーグ、商品担当記者が解説していた。20日のNY株式市場ではNYダウは前日比59ドル高、13,311ドルで取引を終えた。堅調な米経済統計発表と財政の崖討議でベイナ―下院議長とオバマ大統領の間で妥協が図られるとの観測を材料に値上がりしたとワ―ルドWave Morning「経済情報」に出演した大和証券キャピタルマ―ケッツアメリカ、山口秀宣氏は解説していた。
今朝のワ―ルドWaveMorning「世界の扉」コーナーで、モスクワ支局、岡田恵理記者が出演、20日行われたプーチン大統領の記者会見の様子を「やや歩き方にぎこちなさは感じたが、健康不安がささやかれる中、4時間半、60以上の質問を精力的にこなした。」と伝え、「この日の記者会見で、興味深かかったことは」と前置きして「選挙での不正に対する抗議運動、野党封じ込めなどプーチン大統領の痛いところをつく質問が、外人記者ではなく自国のロシア人記者から多く出たことだ。」と総括していた。日ロ関係では「北方領土問題、平和条約締結で日本政府は建設的シグナルを送った。高く評価する。」と質問に答えていた。今朝の中国CCTVはめずらしく釣魚島、尖閣問題はなかった。「終末論」を唱える邪教メンバー取り締まりを行ったと報じた。英BBCも「終末論」騒動を取り上げていた。
ロシア、中国、韓国、アメリカとの外交で安倍総裁の手腕が試される時が到来した。(了)
12月21日は冬至。太陽の位置が一番低い日ですとワ―ルドWaveMorningで説明していた。ヤフ―・ブログでは冬至は昼が一番短い日と書いていた。たまたまであるが、20日付けのWSJ紙電子版を読んでいたら、金の延べ棒の保管先をスイスなどヨーロッパの銀行からシンガポールの銀行へ移す動きが活発化しており、スペース確保に苦労していると書いていた。現地では当り前の話しでも日本では新聞に載らないと話題にならない。足元、20日のNY金相場はトロイオンス21.60ドル下げ、1,644.90ドルでこのところ全く冴えない。1,700ドル割れから下げトレンドに入った。背景の一つにユーロ反発がある。グラフを見ると、金相場の下げとユーロ反発が見事に逆・連動している。
WSJ紙別ページのグラフに、ギリシャ国債の利回り推移が3月の50%から現在10%目前まで低下していることを示していた。ギリシャ政府に340億ユーロの資金供給が12月から始まりつれて、ギリシャ国債が値上がり、利回りは低下した。ユーロ上昇とギリシャ国債利回り低下が逆・連動している。ギリシャのユーロ離脱がテーブルの上から消えてユーロ反発が始まった。安倍自民党総裁が決まり、氏の金融緩和発言と呼応して、触媒の働きを演じ、同時並行的に、ユーロ高、ドル高が進んだ。
20日のNY外国為替市場で、1ドル=84.32円、1ユーロ=111.72円で取引された。20日のNY原油(WTI)相場はバレル15セント上げ90.13ドルと90ドル台に乗せた。直近の米GDP確報値が3.1%増と上方修正された。11月の米中古住宅販売が5.9%増、好調なフィ ラデルフィア連銀景気指標が相場を押し上げたと朝6時台放送の米ブルームバーグ、商品担当記者が解説していた。20日のNY株式市場ではNYダウは前日比59ドル高、13,311ドルで取引を終えた。堅調な米経済統計発表と財政の崖討議でベイナ―下院議長とオバマ大統領の間で妥協が図られるとの観測を材料に値上がりしたとワ―ルドWave Morning「経済情報」に出演した大和証券キャピタルマ―ケッツアメリカ、山口秀宣氏は解説していた。
今朝のワ―ルドWaveMorning「世界の扉」コーナーで、モスクワ支局、岡田恵理記者が出演、20日行われたプーチン大統領の記者会見の様子を「やや歩き方にぎこちなさは感じたが、健康不安がささやかれる中、4時間半、60以上の質問を精力的にこなした。」と伝え、「この日の記者会見で、興味深かかったことは」と前置きして「選挙での不正に対する抗議運動、野党封じ込めなどプーチン大統領の痛いところをつく質問が、外人記者ではなく自国のロシア人記者から多く出たことだ。」と総括していた。日ロ関係では「北方領土問題、平和条約締結で日本政府は建設的シグナルを送った。高く評価する。」と質問に答えていた。今朝の中国CCTVはめずらしく釣魚島、尖閣問題はなかった。「終末論」を唱える邪教メンバー取り締まりを行ったと報じた。英BBCも「終末論」騒動を取り上げていた。
ロシア、中国、韓国、アメリカとの外交で安倍総裁の手腕が試される時が到来した。(了)