ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

[財政の崖」討議、「根本的対立」から「調整」へ転換好感、NYダウ116ドル高、ユーロ買い進む

2012-12-19 10:19:33 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


ロシアRTRは、シベリア、マラダンで18日、50年振りの寒さで、氷点下55℃を記録した。モスクワは氷点下13℃と例年より10℃低い。年明けには寒さは一段と厳しくなると伝えていた。19日朝6時から投票がはじまった韓国、ソウルの気温は氷点下10℃と平年より10℃低い。今回の韓国大統領選挙では、セヌリ党、パク候補と民主統合党、ムン候補と、稀に見る接戦と伝えられる。勝敗を決めるのは気温かもしれない。余りの寒さで、若者と無党派層で投票所へ行かない人が増える怖れがあると、19日朝放送の韓国KBSが解説していた。

韓国KBSは、安倍政権が、一段の金融緩和を進めれば、ウオン高・円安が懸念される。日本と競合する自動車、鉄鋼、機械中心に韓国企業の競争力が低下する。そのため外資流入にブレーキをかける取引税を増やすなど何らかの手を打つ必要があると専門家は指摘していると紹介していた。18日放送のタイCN9も、日本で金融緩和が進めば、タイへ日本から資金が流れ、タイバーツ相場引き上げにつながる。警戒が必要だと指摘していた。

18日、NY外国為替市場では、引き続き対ドル、対ユーロ共に円売りが継続、1ドル=84.19円、1ユーロ=111.34円で取引された。ワ―ルドWaveMorning「経済情報」出演のみずほコーポレート銀行、荒井守氏は「ギリシャの債務懸念が後退、ユーロの先行きに楽観論が台頭、一時、1ユーロ=1.32ドル台までユーロが買われた。19~20日開催予定の日銀政策決定会議を注目している。」などと解説していた。このところの円安・ドル高の流れを受けてシカゴ日経ダウが10,045円をつけたと今朝5時45分放送のモーニングサテライトが紹介していた。同番組に出演した岡三証券、松本貴司氏は「2005年9月の小泉・郵政民生選挙の後と同じで、今までと全く違った流れの始まりとみている。」と解説していた。

ワ―ルドWaveMorning朝7時台放送の米ABCは「財政の崖問題での与野党交渉が大詰めを迎えた。オバマ大統領が富裕層増税で妥協案を出してきた。ホワイトハウスと議会との関係が、「根本的対立」から「調整」へ変わった。」と解説していた。「18日、NYダウは、前日比116ドル高、13,351ドルで取引を終えた。財政の崖討議が進展した。エネルギー、ハイテク、金融全て値上がりした。全米住宅建設協会が、12月の住宅信頼感指数が8ケ月
連続で改善、6年半来最高を記録したことも相場を支えた。Sumith&WessonHolding,SturnmRuggerなど銃器メーカー株は大幅値下がりした。」などと18日付けWSJ紙電子版は報じた。NY原油(WTI)は、財政の崖交渉進展を材料に上げ、バレル87.93ドル、NY金は前日比1.6% 下げ、オンス1,669.50ドルで取引された。

その他のワ―ルドWaveMorningでは中国CCTVが「今回の選挙で選ばれた自民党議員の2/3は憲法改正に賛成している。日本には侵略の歴史がある。安倍政権の今後の動きを注目している」と外務省報道官談話を紹介した。日中関係の悪化はアメリカを含め世界が懸念している。論語に過ぎたれば猶及ばざるが如しとある。日中共冷静に対応して欲しい。(了)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする