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「小皇帝」子育ても親任せ、自分で子供をどう育てていいかわからない:シンガポールCNA

2012-12-26 10:04:52 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


クリスマス休暇のためNY市場はお休み。シドニー、ウエリントンで1ドル=84.83円、1ユーロ=111.80で取引されたと、26日朝のワ―ルドWaveMorning「経済情報」が短く伝えた。そのあと「世界の天気」コーナーで、アジアの天気を取り上げた。東アジアでは、夏以降太平洋高気圧の影響で猛暑、あと大雨が続き、中国で400ミリの豪雨で、70人が死亡した。8月には4つの台風が韓国に上陸、内台風15号は風速50メートルを超えた。11月になると一転して寒波、12月には大雪、日本人観光客が万里の長城で被害に遭った。南アジアでは、昨年と様変わりで、タイでも記録的干ばつに見舞われた。7月、ニューデリーは45℃を記録した。フイリピンでは12月に、台風24号が襲い、1000人以上の死者を出した。年末も荒れた天気の予報が出ていると解説していた。

ワ―ルドWaveMorning「世界の扉」コーナーで、北京支局、北川薫記者が、中国の対日感情に絞り、現状をレポートしていた。釣魚島は中国の領土であると、中国は一切譲る気配はない。ただ、これ以上エスカレートすることは避けたいと考えている。日本大使館前の警備は通常レベルに戻った。新任の木寺昌人、日本大使は、大連で生まれ14歳まで中国で過ごしたなどと紹介、今のところ好意的な反応を示している。高レベルでの対話を始めることが今後の日中関係を大きく左右する。日中両国とも政権が交代した今のタイミングをねらって、こじれた関係を改善する糸口を双方が模索しているようだと解説していた。

中国関連ではシンガポールCNAが、「小皇帝」子育ても親任せ、というテーマで、中国の一人っ子政策で生まれた子供世代が親になった。共働きがほとんどで、子育ては、おじいちゃん、おばあちゃん任せ、自分で子供をどう育てていいかさえ分からないと紹介していた。一人っ子政策を見直す動きも最近の中国で見られる。しかし、子供を育てるのにはお金がかかる。12歳まで16,000米ドル(約130万円)、収入の半分を子供にかける夫婦が10%を占めるなどと紹介していた。こういう番組を見ていると、日本でも子供を自分でどう育てたらいいか分からないと平気で口にする親が増えているというから他人事ではない。

経済関連のニュ-スとしては、ロシアRTRがシベリア経由で石油と天然ガスパイプラインが開通、プーチン大統領がモスクワからスイッチを押す場面を紹介、アジア向けに力を入れていく姿勢を示していた。25日夜のワ―ルドWaveTonightでもパイプライン完成のニュ-スを取り上げていた。日本向けのシエアは現在25%でトップだが将来はさらに増える。2位は僅差で中国。現在全体で3000万トンの輸出をゆくゆくは4,500万トンに拡大したいとシベリア開発公団の責任者の話しを紹介していた。ロシア関係では原油相場がバレル90ドル近くまで値上がりでロシア経済を潤している。クリスマスイブに聖地エルサムレを訪れたロシア人観光客が10年前と比べて倍になったと語る土産物屋店主の声を紹介していた。

懐が緩むと喧嘩は減る。中国の地下鉄に、先日、日本へどうぞという広告が出たそうだ。(了)

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