米ブルームバーグ、MattMiller記者(学校で教えてくれない経済学)
ロシア産天然ガスがウクライナを経由せず南欧に送られる、SouthStream計画の起工式にプーチン大統領が出席、完成時2018年には、全長2,500キロのパイプラインを使い、630億立方メートルに達すると胸を張ったとロシアRTRが伝えた。7時台放送のワ―ルドWaveMorningではロシア一国に天然ガス供給が握られる懸念がヨーロッパにある。アメリカではシェ―ルガスへエネルギー源が一気に移行する。ロシアの壮大な国家プロジェクトが成功するかどうかは、なお不透明だとする見方があると解説していた。
ワ―ルドWaveMorningの土曜日には、WSJ紙日本版編集長、小野由美子氏が登場、1週間の記事から3つ選んで解説する。その中で、「米国のシェ―ルガス革命が他国で起きない訳」として、「欧州では環境に対する懸念が強い。中国では人口密集地の地下に埋蔵されているためどうやって取り出すか難しい等の問題を抱えている。アメリカは私有地の地下が大部分であり、アメリカが圧倒的に有利だ。」と書いていると紹介していた。シェ―ルガスではアメリカ有利の記事はニューズウイーク誌日本版最新号にも同様の趣旨で紹介されていた。20年先、30年先の喫緊のエネルギー政策について、不思議なことに、日本では選挙の争点にならない。原発問題も同様で、3:11を経て、目先最優先、なお目が覚めない。
7日のNY市場は、ダウ平均株価は81ドル高、13,155ドルで取引を終えた。米ブルームバーグ出演のMattMiller記者は「ドイツの景況感悪化、財政の崖問題は全く進展しない。に
も関わらず、株価は上げた。クリスマス・ラリーを当て込んで、相場が上がりたがっているのだろう。」とひとことで解説していたところが面白かった。スポーツの世界では体がひとりでに動いたとよく使う。「泣く子と地頭に勝てぬ」ということわざが日本にある。泣きたいときは、思い切り泣けばいい。その方が結果はよく出ると、勝手に思っている。
ワ―ルドWaveMorning「経済情報」出演の三菱東京UFJ銀行、岩岡聰樹氏は「11月米雇用統計で失業率が7.7%へ改善した。NYダウは3日続伸した。一方、足元の消費は冴えない。財政の崖問題も不透明である。しかし、米大統領選挙前の水準まで株価は戻した。11~12日の米FOMCで追加金融緩和措置がとられるか注目している。」と解説していた。NY外国為替市場では、ドルが買われ、1ドル=82.46円、1ユーロ=106.59円で取引された。NY原油(WTI)は小幅下げ85.93ドル、ただ、重質油北海ブレンドとWTIとの価格差が拡大した。NY金相場は小動きでオンス1,704ドルで取引を終えた。
その他のワ―ルドWaveMorningでは中国CCTVが北のミサイル発射に自制を促す一方で、韓国、日本、アメリカは臨戦態勢、冷静に対応するようコ―ライ報道官は呼びかけていた。南シナ海問題ではフイリピン政府はベトナムと結託して動いている。その裏にアメリカがいる。フイリピンの行動は浅はかだと非難した。エジプトでは15日に憲法草案について国民投票を控えていることで、ドイツZDF,アルジャジ―ラは予断許さずと解説していた。(了)
ロシア産天然ガスがウクライナを経由せず南欧に送られる、SouthStream計画の起工式にプーチン大統領が出席、完成時2018年には、全長2,500キロのパイプラインを使い、630億立方メートルに達すると胸を張ったとロシアRTRが伝えた。7時台放送のワ―ルドWaveMorningではロシア一国に天然ガス供給が握られる懸念がヨーロッパにある。アメリカではシェ―ルガスへエネルギー源が一気に移行する。ロシアの壮大な国家プロジェクトが成功するかどうかは、なお不透明だとする見方があると解説していた。
ワ―ルドWaveMorningの土曜日には、WSJ紙日本版編集長、小野由美子氏が登場、1週間の記事から3つ選んで解説する。その中で、「米国のシェ―ルガス革命が他国で起きない訳」として、「欧州では環境に対する懸念が強い。中国では人口密集地の地下に埋蔵されているためどうやって取り出すか難しい等の問題を抱えている。アメリカは私有地の地下が大部分であり、アメリカが圧倒的に有利だ。」と書いていると紹介していた。シェ―ルガスではアメリカ有利の記事はニューズウイーク誌日本版最新号にも同様の趣旨で紹介されていた。20年先、30年先の喫緊のエネルギー政策について、不思議なことに、日本では選挙の争点にならない。原発問題も同様で、3:11を経て、目先最優先、なお目が覚めない。
7日のNY市場は、ダウ平均株価は81ドル高、13,155ドルで取引を終えた。米ブルームバーグ出演のMattMiller記者は「ドイツの景況感悪化、財政の崖問題は全く進展しない。に
も関わらず、株価は上げた。クリスマス・ラリーを当て込んで、相場が上がりたがっているのだろう。」とひとことで解説していたところが面白かった。スポーツの世界では体がひとりでに動いたとよく使う。「泣く子と地頭に勝てぬ」ということわざが日本にある。泣きたいときは、思い切り泣けばいい。その方が結果はよく出ると、勝手に思っている。
ワ―ルドWaveMorning「経済情報」出演の三菱東京UFJ銀行、岩岡聰樹氏は「11月米雇用統計で失業率が7.7%へ改善した。NYダウは3日続伸した。一方、足元の消費は冴えない。財政の崖問題も不透明である。しかし、米大統領選挙前の水準まで株価は戻した。11~12日の米FOMCで追加金融緩和措置がとられるか注目している。」と解説していた。NY外国為替市場では、ドルが買われ、1ドル=82.46円、1ユーロ=106.59円で取引された。NY原油(WTI)は小幅下げ85.93ドル、ただ、重質油北海ブレンドとWTIとの価格差が拡大した。NY金相場は小動きでオンス1,704ドルで取引を終えた。
その他のワ―ルドWaveMorningでは中国CCTVが北のミサイル発射に自制を促す一方で、韓国、日本、アメリカは臨戦態勢、冷静に対応するようコ―ライ報道官は呼びかけていた。南シナ海問題ではフイリピン政府はベトナムと結託して動いている。その裏にアメリカがいる。フイリピンの行動は浅はかだと非難した。エジプトでは15日に憲法草案について国民投票を控えていることで、ドイツZDF,アルジャジ―ラは予断許さずと解説していた。(了)