ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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エジプト情勢緊迫、原油WTIバレル103ドル台、米6月雇用予想外に増え、ドル高、1ドル=101円台

2013-07-06 10:11:48 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


神戸住吉に又新しくスーパーがオープンしたと近くの喫茶店のマスターが話しかけて来た。当の喫茶店の前、道一つ隔てて営業しているさるスーパーの店長がたまたま来店していた。オープン早々の敵情報が気になる。自分の目で確かめて来たとマスターに話していた。店置きの6日付け毎日朝刊にコンビニ、出店競争過熱、セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン3社合計で今年度中に3,870店を計画、従来は若い男性中心だったが、最近は高齢者や女性が利用するケースが増えている。プライベートブランド(PB)で味噌煮など、手間のかかる家庭料理を充実、高価格帯PBも作り、幅広い顧客層に対応出来る店が増えたと解説していたが商売になると思うから次々出店するのだろうが客は冷たいから要注意だ。

神戸の人間は大阪湾に面し六甲山を背にして東西に延びる狭い陸地にひしめき合って生活している。坂道も多い。当然ながら高齢化に伴い坂の上り下りが厳しい。地べたのマンションに引っ越す人が増えたと当の喫茶店の話題のひとつになっている。若いころは車の運転も出来た。家の近くにスーパーがない。コンビニはあっても規模が小さい。品数も少ない。商売にならないから当然、新しく店も出来ない。事実上生活出来ないから下山は続く。

一方、大阪と神戸を横断する国道2号線を挟んで、続々マンションが建つ。背に腹は代えられない。自分の足で買い物出来る場所で老後を暮らしたいと思う人が増えたのは道理である。同じ毎日朝刊に昨年、日本の家族数が1,020万世帯、その内65歳以上の高齢者家族が50%を占める。女性一人の家族が34%,男性1人世帯が13%と出ていた。この先、少子化に伴い、都会でも一人住まいの家族数が増える。それに伴い地べたのコンビニ店は増える。一方、山では空き家が増える。見晴らしのいい場所が売られる深刻な問題に発展する。

話し変わってエジプト情勢。6日朝放送の英BBCはタハリ―ル広場で軍に反対するデモ隊が撃たれ3人が死亡した。今後流血の事態に発展する怖れが出て来たと現地カイロから伝えていた。カタール、アルジャジ―ラ、ロシアRTR,フランスF2,ドイツZDFいずれもエジプト情勢の先行きを憂慮すると流していた。ロシアRTRは、イスラム同胞団はカタ―ルからの軍資金で活動していた。それがカタール政権交代で途絶えたと伝えた。エジプト軍にアメリカは15億ドル支援して来た。オバマ大統領はクーデターを表向き容認できない。スノ―デン事件に加えて、新たにエジプト情勢というやっかいな問題を抱えそうだ。

アメリカは経済の方は確実に改善を続けている。注目の6月雇用統計で予想外の19万5,000増を記録した。6日NYダウは、10年物国債利回りが2.74%突破を受けて値下がりしたが、引けにかけて買い直し、休み明け前と比べて147ドル高、15,135ドルで終えた。ドル買いが進み1ドル=101.18円、ユーロが売られ、1ユーロ=129.83円で取引された。NY原油WTIが需給ひっ迫を材料に買われ、バレル103.22ドル、ドル高から金の魅力が薄れて売られオンス1,212.90ドルへ下げた。6日発表の米雇用統計は米国経済の回復を裏付けた。(了)

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