ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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NYダウ、6月雇用統計の余韻で、88ドル高、NY原油WTIバレル103ドルキ―プ、1ドル=100.90円

2013-07-09 10:32:58 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


アシアナ機事故を伝えたソウルのテレビニュースキャスターが「只今入手した最新情報によれば、死亡した2名は中国人と見られている。少しは救われると云える(We can say that it is a relief at least for us)」と伝えた。reliefと言う言葉に対してツィッタ―などで激しい怒りの声が殺到している。」と7月7日付けのWSJ紙電子版でJaeyeonWoo記者が書いていた。日本では世界のどこかで事件、事故が起こった際、「犠牲者の中に日本人が含まれていない模様です。」となれば、その後一切報道されない。日本の方がひどいかもしれない。WSJ紙によれば「実に嘆かわしい。」「無知かつ非人道的だ」と書きこまれていたそうだ。

9日朝7時台放送の米ABCは,今回事故を起こしたパイロットは43時間の飛行経験のみ、訓練中だった。サンフランシスコ空港への着陸ははじめてだった。航空法では10回のフライト経験が義務付けられているとしたあとで、航空専門家が登場、ベテランパイロットが傍にいる通常の飛行であり何ら問題はないと答えていた。軽率にものは言えないが、このようなケースは日常茶飯に行われているのであろう。米ABCは週末起こったカナダでの列車爆発事故で5人の死者が出たと伝え、停車中の貨物列車が突然走り出した。大量の原油を積んでいた。引火して大爆発した。ブレーキをかけていなかったのではないかと見られている。運転手は酒を飲んで一息入れていたと伝えていた。これも日常茶飯とは言えないが、事故になったから表沙汰になったケースは文字通り日常茶飯かもしれない。

石油を大量に積み込んでいたというくだりが耳に残った。新たにメキシコ湾へ直結パイプライン敷設のお陰でアメリカ西部での在庫問題が解消、今年2月にあった最大バレル20ドルのNY原油WTI相場とブレントオイルの相場格差が足元では5ドル前後までになった。8日のNY原油WTIはバレル103.14ドルで取引された。原油の国際相場はブレントである。WTIがブレントにさや寄せされて、このところのバレル100ドル突破となったとJerry A.Diclolo 記者が書いていた。石油の専門家の間では当り前のことだろうが、原油相場がエジプト騒乱、中東不安のみを背景に値上りしたのではないことが分かる。

8日、NY市場では、先週末発表の6月の米雇用統計の余韻からNYダウは88ドル高、15,224ドルと9日朝6時台放送の米ブルームバーグのハイマン記者がコメントしていた。NY外国為替市場ではドル売り円買いから1ドル=100.87~90円、1ユーロ=129.81~86円で取引された。国債が買われ、 10年物米国債利回りが2.638%へ2.7%台から低下したことが影響した。ワ―ルドWaveMorning「経済情報」に出演した三井住友銀行、山下悦子氏は「米企業決算発表を控えている。7月10日発表の米FOMC議事録を注目している。ドルが売られる場面があるかもしれないが1ドル=100円割れはないと見ている。」と解説していた。

8日付けWSJ紙で「ありとあらゆる情報が錯綜して読みづらいが、中国のGDPが4~6期7.5%増へ前期の7.7%増 から低下予想。」とAlexandra Scaggs記者が書いていた。(了)

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