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米企業業績まちまち、米新規失業保険申請件数予想外に増加、対円、対ユーロ共、ドル売り進む、

2013-07-26 07:15:34 | 経済学
1ドル=99。22円台(学校で教えてくれない経済学)


簿熙来、前党政治局員を収賄罪で起訴したと、中国国営新華社通信が24日報じた。「これは比較的軽い罪である。氏の政治的失脚に対して制限的だろう。」と、25日付けWSJ紙電子版がトップ扱いの記事で、北京発で、BrianSpegele記者が解説していた。今回の措置は習近平国家主席指導の政府高官に対する賄賂撲滅運動の勝利であると新華社電直後から国内メディアは一斉に書いた。簿氏の収賄額は2,000万元(約3億2,000万円)、横領額は5,000 万元(約8,000万円)とある。簿氏は氏の妻が英国人ビズネスマン、ヘイウッド殺人容疑で2年の執行猶予付死刑判決を受けて拘留中と記事は続いていた。26日朝5時台放送のNHK/BSで、香港ATVも薄熙来、起訴のニュースを詳しく伝え、関心の高さを示した。

「中国共産党が経済減速で分裂か?」のタイトルで、近着ニューズウイーク誌日本版のなかで、ザカリー・ケック記者が書いた記事が気になった。「高成長率を終えて構造転換が急がれる中、共産党内のエリート不満分子が様々な形で習政権を批判する例が目立ってきた。」と書き「政治エリート内の亀裂はほとんどの場合、政治的変革への序曲だ。そこに大規模なデモが加われば、しばしば革命的な変化につながる。習近平と李克強にとって、共産党内の支持派の結束と服従心を確かなものにすることが、当面の最優先課題になるだろう。」と結んでいた。

中国関連の記事を連日掲載しているCNBC電子版は、24日付けで、KatieHolliday記者は、投資銀行SocieteGeneraleの最近の報告として、「中国経済は2013年後半の成長率は、3%へ下落する。中国経済がハ―ドランディングすれば、2013年の世界のGDPの2.6%増が半減、1.3%増へ低下するだろう。中国市場に大きく依存する鉱産物相場は40%、ブレント原油は30%下落する。一方、中国指導部は、ハードランディングの衝撃を緩和するためあらゆる手を打つだろう。しかし、中国経済がハードランディングする可能性が高いとSoceteGeneral銀行は警告した。」と書いていた。欧米のメディアが、政治、経済共に、このところ特に、中国の動向に異常なほど神経質に反応している。

一方、25日のNY市場について、25日付けWSJ紙電子版で、ChrisDieterich記者は「NYダウは企業決算でまちまちの動き。新規失業保険申請件数は予想を上回った。フエイスブックが予想外の広告収入の伸びを受けて株価が30%上り、一部相場を支えた。」と書いていた。NY原油(WTI)はバレル105.49ドル、NY金は小幅高でオンス1,329ドルだった。
ドルは対円、対ユーロ共に値下がりした。1ドル=99.25~27円、1ユーロ=131.78~85円で取引された。米国債はまちまち、10年物国債利回りは年2.577% だった。」と書いていた。朝5時45分からのモーニングサテライト出演のゴールドマンザックス、小川和弘氏は
「この日の相場はドル安・円高だった。本日発表の日本の消費者物価指数を注目している。ただ、長い目で見れば、ドル高・円安の流れだろう。」と解説していた。中国経済は減速を続ける。更に欧州経済の影の部分が大きくなれば世界経済への影響は免れないだろう。(了)

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