(学校で教えてくれない経済学)
バ―ナンキFRB議長が、17,18日の米議会証言で何を話すのか。その一点だけで、取引に身が入らないと語るあるディ―ラ―の声を16日付けWSJ紙電子版でTomiKilgore記者が書いていた。10日ばかり前のボストンでの講演のときと中身が変わるはずもないと自分を納得させても、話しを確かめない内は動けない。16日、NYダウは、前日比32ドル安、15,451ドルで取引を終えた。Coca-Colaが4~6月期予想を下回る決算を発表して売られた。GoldmanSacks が予想を大きく上回る決算を材料に株価を押し上げた。6月の消費者物価指数が小幅上げた。食料とエネルギーを除いた指数も上げた。6月の鉱工業生産指数も予想を超えた。全米住宅建設協会が発表した7月指数も予想を超えた。経済指数は全て良かった。しかし、バ―ナンキが何を話すかを確かめるまでは市場は動けなかったと書いていた。
17日7時台放送のワ―ルドWaveMorning「経済情報」に出演したみずほ証券、岩田浩二氏は「17,18日のバ―ナンキの議会証言を注目している。ゼロ金利は続ける。量的緩和は年後半に実施すると先日語った。その中身を今一度確かめる機会となる。」と話していた。時台放送のブルームバーグニュ-スは「この日のNY市場は利益確定の売りが出て、上昇の動きがいったん止まった。経済デ―ダはアメリカ経済の先行きは明るいことを裏付けた。石油が上がり、ガソリンの値段が上がった。債券が買われ、10年物国債の利回りは2.53%へ低下した。債券市場は特にバ―ナンキ議会証言を注目している。」と話していた。
16日、NY外国為替市場では、1ドル=99.17~19円、ユーロ=130.42~47円で取引された。NY原油(WTI)はバレル0.1%高、106.27ドル、NY金はトロイオンス0.4%高、1,288.50ドルで取引された。16日発表の6月消費者物価は0.5%上げたが、ガソリンの6.3%アップが響いている。ガソリン相場は4ケ月連続の上昇となる。夏のドライブシーズン入りでガソリンに先高感が出ている。日本でもこのところのドルべ―スでの原油高に加えて1ドル=100円が定着すると当然ガソリンのスタンド売り値段がレギュラーであっさりリッタ―150円を超えて来るだろう。近くの喫茶店で馴染客のクリ―二ング店主は、だからと言ってクリ―二ング代の値上をすれば客が逃げる。厳しいと話していた。
16日朝6時台放送の英BBCはアメリカでのシェ―ルガスブームの現状、シェ―ル層に眠る石油に新たに開発された水圧破砕法について一般視聴者を念頭に置きながら解説、アメリカでは新規技術の開発でアメリカの石油は後100年大丈夫となったと説明していた。15日付けのWSJ紙電子版でRossKelly記者が「米シェ―ルガスブーム、豪州天然ガス開発に脅威」と題して「2025年、液化天然ガス生産能力で米国は136百万トン/年でトップ、2位、豪州62百万トンを脅かしている。豪州ではアメリカのコストに対抗できず次々計画がとん挫している。」と書いていた。シェ―ルガスブームの記事の出ない日はない。
日本では参院選たけなわである。将来を見据えて国民の目を覚ます政党が出て欲しい。(了)
バ―ナンキFRB議長が、17,18日の米議会証言で何を話すのか。その一点だけで、取引に身が入らないと語るあるディ―ラ―の声を16日付けWSJ紙電子版でTomiKilgore記者が書いていた。10日ばかり前のボストンでの講演のときと中身が変わるはずもないと自分を納得させても、話しを確かめない内は動けない。16日、NYダウは、前日比32ドル安、15,451ドルで取引を終えた。Coca-Colaが4~6月期予想を下回る決算を発表して売られた。GoldmanSacks が予想を大きく上回る決算を材料に株価を押し上げた。6月の消費者物価指数が小幅上げた。食料とエネルギーを除いた指数も上げた。6月の鉱工業生産指数も予想を超えた。全米住宅建設協会が発表した7月指数も予想を超えた。経済指数は全て良かった。しかし、バ―ナンキが何を話すかを確かめるまでは市場は動けなかったと書いていた。
17日7時台放送のワ―ルドWaveMorning「経済情報」に出演したみずほ証券、岩田浩二氏は「17,18日のバ―ナンキの議会証言を注目している。ゼロ金利は続ける。量的緩和は年後半に実施すると先日語った。その中身を今一度確かめる機会となる。」と話していた。時台放送のブルームバーグニュ-スは「この日のNY市場は利益確定の売りが出て、上昇の動きがいったん止まった。経済デ―ダはアメリカ経済の先行きは明るいことを裏付けた。石油が上がり、ガソリンの値段が上がった。債券が買われ、10年物国債の利回りは2.53%へ低下した。債券市場は特にバ―ナンキ議会証言を注目している。」と話していた。
16日、NY外国為替市場では、1ドル=99.17~19円、ユーロ=130.42~47円で取引された。NY原油(WTI)はバレル0.1%高、106.27ドル、NY金はトロイオンス0.4%高、1,288.50ドルで取引された。16日発表の6月消費者物価は0.5%上げたが、ガソリンの6.3%アップが響いている。ガソリン相場は4ケ月連続の上昇となる。夏のドライブシーズン入りでガソリンに先高感が出ている。日本でもこのところのドルべ―スでの原油高に加えて1ドル=100円が定着すると当然ガソリンのスタンド売り値段がレギュラーであっさりリッタ―150円を超えて来るだろう。近くの喫茶店で馴染客のクリ―二ング店主は、だからと言ってクリ―二ング代の値上をすれば客が逃げる。厳しいと話していた。
16日朝6時台放送の英BBCはアメリカでのシェ―ルガスブームの現状、シェ―ル層に眠る石油に新たに開発された水圧破砕法について一般視聴者を念頭に置きながら解説、アメリカでは新規技術の開発でアメリカの石油は後100年大丈夫となったと説明していた。15日付けのWSJ紙電子版でRossKelly記者が「米シェ―ルガスブーム、豪州天然ガス開発に脅威」と題して「2025年、液化天然ガス生産能力で米国は136百万トン/年でトップ、2位、豪州62百万トンを脅かしている。豪州ではアメリカのコストに対抗できず次々計画がとん挫している。」と書いていた。シェ―ルガスブームの記事の出ない日はない。
日本では参院選たけなわである。将来を見据えて国民の目を覚ます政党が出て欲しい。(了)