(学校で教えてくれない経済学)
米ケリ―国務長官とロシア、ラブロフ外相が、ジュネーブで、化学兵器をアサド政権に撤去させること、アメリカのシリアに対する軍事攻撃を事前に防ぐ目的で会談することが決まったと1teて1日付けWSJ紙電子版にJaySolomon,GregoryL.White記者が連名で書いていた。12日朝7時台放送の米ABCテレビは「ケリ―米国務長官とロシアラブロフ外相との会談が決まった。ロシアは信頼出来るのか。シリアは化学兵器を廃棄出来るのか。疑問が出ている」と伝えた。米ABCは「シリア国内には1000トンの神経ガス、サリンガスが貯蔵されている。破壊するために国連から数百人が派遣される。現在シリアは内戦下にあることが一番の問題だ。直ちに戦闘を禁止させなければならない。アメリカはミサイルを撃ちこみ破壊すると言うが、少なくとも2~3年要する。難しいだろう。」と解説していた。
ロシアRTRは、国連安保理事会での特別会議開催が延期された。ケリ―国務長官とラブロフ外相との会談が急遽決まった。その結果、アメリカのシリア軍事攻撃が不透明になったと伝えた後で、「イタリア、ローマ市内で、プーチンロシア大統領の顔写真入りポスターが突然見られるようになった。プーチン大統領が戦争反対のシンボルになっている。ポスターは当局により撤去されるが、いままで見られなかった現象だ。」と解説、「プーチンは地域の利益を大事にする。プーチンに望みをかけている」と語るイタリア市民の姿をテレビ画面に写していた。ロシアRTRは「化学兵器は反体制派が使っていた」と語る5ケ月間、シリア反体制派に拘束されていたベルギー人男性が語る様子を紹介していた。ドイツZDFは「ドイツが5000人のシリア難民の受け入れを決めた。この内の137人がドイツに到着した。シリア難民受け入れの先がけになるだろう。」と伝えていた。
近着ニューズウイーク誌日本版で「アメリカの外交政策が他国に嫌われるのは戦争に対する認識が異なるためだ。ケリ―国務長官は先週、上院外交委員会の公聴会で「アメリカはシリアで戦争をしたいわけではない。」と話した。ケリ―にとっては「多くのアメリカ兵が危険にさらされる時だけが「戦争」なのだ。そして、他国がアメリカ人と同じように考えていないことに驚き、ただうろたえている。」とピーター・バイナ―ト、ニューヨーク市立大学准教授が書いていた。
一方、11日のNY市場では、NYダウは前日比135ドル高、15,326ドルで取引を終えた。NY原油(WTI)はバレル0.2%高、107.56ドル、NY金はオンス0.1%安、1,363.90ドルだった。NY債券市場では入札好調で値上がり、10年物米国債利回りは2.912%へ低下した。NY外国為替市場ではドルが売られ、1ドル=99.85~90円、1ユーロ=132.90円で取引された。12日朝放送のワ―ルドWaveMorning「経済情報」出演の米国みずほ証券、村上実奈子氏は「ラブロフ、ケリー会談を注目している。その他では8月小売り高、来週に入れば7~9月期の企業業績が入りはじめる。」などと話していた。近着ニューズウイーク誌は「世界遺産と噴火リスク、富士山の危機」を特集していた。災害は忘れた頃にやって来る。(了)
米ケリ―国務長官とロシア、ラブロフ外相が、ジュネーブで、化学兵器をアサド政権に撤去させること、アメリカのシリアに対する軍事攻撃を事前に防ぐ目的で会談することが決まったと1teて1日付けWSJ紙電子版にJaySolomon,GregoryL.White記者が連名で書いていた。12日朝7時台放送の米ABCテレビは「ケリ―米国務長官とロシアラブロフ外相との会談が決まった。ロシアは信頼出来るのか。シリアは化学兵器を廃棄出来るのか。疑問が出ている」と伝えた。米ABCは「シリア国内には1000トンの神経ガス、サリンガスが貯蔵されている。破壊するために国連から数百人が派遣される。現在シリアは内戦下にあることが一番の問題だ。直ちに戦闘を禁止させなければならない。アメリカはミサイルを撃ちこみ破壊すると言うが、少なくとも2~3年要する。難しいだろう。」と解説していた。
ロシアRTRは、国連安保理事会での特別会議開催が延期された。ケリ―国務長官とラブロフ外相との会談が急遽決まった。その結果、アメリカのシリア軍事攻撃が不透明になったと伝えた後で、「イタリア、ローマ市内で、プーチンロシア大統領の顔写真入りポスターが突然見られるようになった。プーチン大統領が戦争反対のシンボルになっている。ポスターは当局により撤去されるが、いままで見られなかった現象だ。」と解説、「プーチンは地域の利益を大事にする。プーチンに望みをかけている」と語るイタリア市民の姿をテレビ画面に写していた。ロシアRTRは「化学兵器は反体制派が使っていた」と語る5ケ月間、シリア反体制派に拘束されていたベルギー人男性が語る様子を紹介していた。ドイツZDFは「ドイツが5000人のシリア難民の受け入れを決めた。この内の137人がドイツに到着した。シリア難民受け入れの先がけになるだろう。」と伝えていた。
近着ニューズウイーク誌日本版で「アメリカの外交政策が他国に嫌われるのは戦争に対する認識が異なるためだ。ケリ―国務長官は先週、上院外交委員会の公聴会で「アメリカはシリアで戦争をしたいわけではない。」と話した。ケリ―にとっては「多くのアメリカ兵が危険にさらされる時だけが「戦争」なのだ。そして、他国がアメリカ人と同じように考えていないことに驚き、ただうろたえている。」とピーター・バイナ―ト、ニューヨーク市立大学准教授が書いていた。
一方、11日のNY市場では、NYダウは前日比135ドル高、15,326ドルで取引を終えた。NY原油(WTI)はバレル0.2%高、107.56ドル、NY金はオンス0.1%安、1,363.90ドルだった。NY債券市場では入札好調で値上がり、10年物米国債利回りは2.912%へ低下した。NY外国為替市場ではドルが売られ、1ドル=99.85~90円、1ユーロ=132.90円で取引された。12日朝放送のワ―ルドWaveMorning「経済情報」出演の米国みずほ証券、村上実奈子氏は「ラブロフ、ケリー会談を注目している。その他では8月小売り高、来週に入れば7~9月期の企業業績が入りはじめる。」などと話していた。近着ニューズウイーク誌は「世界遺産と噴火リスク、富士山の危機」を特集していた。災害は忘れた頃にやって来る。(了)