4日朝放送のドイツZDF(学校で教えてくれない経済学)
「ベイナ―米下院議長がオバマ大統領のシリア攻撃呼びかけを支持すると表明後、NYダウは急落、先週末比23ドル高、14,833ドルで取引を終了した。欧州、中国、加えて3日発表された8月米製造業デ―タISM指数が予測を大幅に上回って改善したことを好感、NYダウは一時123ドル高まであった。」と3日付けWSJ紙電子版でTomiKilgore記者が書いた。米経済統計が改善したとのデータを受けて、米国債券が売られ、10年物国債利回りは一時、2年来の高率の年2.922%まであった。NY原油(WTI)は0.8%高バレル108.54 ドル、NY金は1.1%高、オンス1,412ドルだった。NY外国為替市場では、1ドル=99.65~67円、1ユーロ=131.21~27円で取引された。4日朝7時台放送のワ―ルドWaveMorning「経済情報」に出演したみずほ銀行、岩田浩二氏は「米FRBが、金融緩和縮小を、いつから、どのような規模で始めるかを決める8月度雇用統計を注目している。」と話していた。
4日朝7時台放送の米ABCニュースは「世論調査によれば、アメリカ単独のシリアに対する軍事行動に60%が反対している。アメリカのリーダーシップが問われている。オバマ大統領は3日、ホワイトハウスに午前9時45分に主要上下両院議員を集め、米軍時行動支持を呼びかけた。ベイナ―下院議長は午前11時17分、ホワイトハウスでの記者会見で、オバマ大統領支持を表明した。議員の意見はまとまっていない。アメリカ市民の多くは反対している。」と伝えていた。
近着ニューズウイーク日本版で「米国はシリア情勢で取りあえず「何かをした」という形を残せればいいとの考えのようだが、このやり方は最悪の選択だ。」「シリアの犠牲者はボスニア内戦とほぼ同じ10マン人だ。当時欧米はこの数字を根拠に軍事介入した。」とケネス・ボラック(ブルッキング研究所サバン中東政策研究センター上級研究員)が書いた。同誌別ページで山田敏弘記者は「今の反体制派にはアサド政権という共通の敵がいる。だが、体制崩壊後は全員が敵同士になる。」と書いていた。トレ―シ―・シエルトン(ジャーナリスト)は「シリア人の命を救うためじゃない。ただオバマのメンツを立てたいだけ。所詮は政治的茶番劇。次のイラクを生むだけだ。」と書いていた。
シリア情勢については4日、ワ―ルドWaveMorningで英BBC,ドイツZDF,ロシアRTRなど各国が取り上げていたが、今朝は、フクシマ第一原発汚染水問題を取り上げた国が目立った。中でもロシアRTRは「フクシマの高濃度放射能汚染水問題が急激に悪化している。安倍首相は東電に任せず、国が全力で取り組んで行くと語った。しかし、フクシマ第一原発には33万トンの汚染水がタンクされている。毎日400トン増えている。地下水漏れを防ぐため470億円を投下するが、あと完成まで2年かかる。大量の汚染水が海に流れているが来年4月にアメリカ西海岸に流れ着く。」と報じた。ドイツZDFは「日本は2年半汚染水問題を放置した。数億ユーロ使って汚染水を止めると言うが汚染水問題は日本だけの問題に止まらない。日本がどのように対応するか世界が注目している。」と結んでいた。(了)
「ベイナ―米下院議長がオバマ大統領のシリア攻撃呼びかけを支持すると表明後、NYダウは急落、先週末比23ドル高、14,833ドルで取引を終了した。欧州、中国、加えて3日発表された8月米製造業デ―タISM指数が予測を大幅に上回って改善したことを好感、NYダウは一時123ドル高まであった。」と3日付けWSJ紙電子版でTomiKilgore記者が書いた。米経済統計が改善したとのデータを受けて、米国債券が売られ、10年物国債利回りは一時、2年来の高率の年2.922%まであった。NY原油(WTI)は0.8%高バレル108.54 ドル、NY金は1.1%高、オンス1,412ドルだった。NY外国為替市場では、1ドル=99.65~67円、1ユーロ=131.21~27円で取引された。4日朝7時台放送のワ―ルドWaveMorning「経済情報」に出演したみずほ銀行、岩田浩二氏は「米FRBが、金融緩和縮小を、いつから、どのような規模で始めるかを決める8月度雇用統計を注目している。」と話していた。
4日朝7時台放送の米ABCニュースは「世論調査によれば、アメリカ単独のシリアに対する軍事行動に60%が反対している。アメリカのリーダーシップが問われている。オバマ大統領は3日、ホワイトハウスに午前9時45分に主要上下両院議員を集め、米軍時行動支持を呼びかけた。ベイナ―下院議長は午前11時17分、ホワイトハウスでの記者会見で、オバマ大統領支持を表明した。議員の意見はまとまっていない。アメリカ市民の多くは反対している。」と伝えていた。
近着ニューズウイーク日本版で「米国はシリア情勢で取りあえず「何かをした」という形を残せればいいとの考えのようだが、このやり方は最悪の選択だ。」「シリアの犠牲者はボスニア内戦とほぼ同じ10マン人だ。当時欧米はこの数字を根拠に軍事介入した。」とケネス・ボラック(ブルッキング研究所サバン中東政策研究センター上級研究員)が書いた。同誌別ページで山田敏弘記者は「今の反体制派にはアサド政権という共通の敵がいる。だが、体制崩壊後は全員が敵同士になる。」と書いていた。トレ―シ―・シエルトン(ジャーナリスト)は「シリア人の命を救うためじゃない。ただオバマのメンツを立てたいだけ。所詮は政治的茶番劇。次のイラクを生むだけだ。」と書いていた。
シリア情勢については4日、ワ―ルドWaveMorningで英BBC,ドイツZDF,ロシアRTRなど各国が取り上げていたが、今朝は、フクシマ第一原発汚染水問題を取り上げた国が目立った。中でもロシアRTRは「フクシマの高濃度放射能汚染水問題が急激に悪化している。安倍首相は東電に任せず、国が全力で取り組んで行くと語った。しかし、フクシマ第一原発には33万トンの汚染水がタンクされている。毎日400トン増えている。地下水漏れを防ぐため470億円を投下するが、あと完成まで2年かかる。大量の汚染水が海に流れているが来年4月にアメリカ西海岸に流れ着く。」と報じた。ドイツZDFは「日本は2年半汚染水問題を放置した。数億ユーロ使って汚染水を止めると言うが汚染水問題は日本だけの問題に止まらない。日本がどのように対応するか世界が注目している。」と結んでいた。(了)