ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

『バブルってなんですか?』とキョトンとした顔で、真顔で、日本の若者に聞かれた;さる知人の話

2013-09-27 09:58:46 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


和食専門で、自宅マンションの近くにあり、特に魚料理がうまく、しかもリーズナブルな値段だったことから重宝していた店が、東京恵比寿で再出発することになった。客としては突然だったが、マスターに話しを聞いたところ、いい物件が見つかりいろいろ調べてはいた。ある日朝、5時前にたまたまテレビをつけたら東京オリンピックが決まる瞬間を写していた。即、東京行きを決めたと打ち明けてくれた。閉店3日前だったがマスターにおめでとうを伝えることが出来幸いだった。東京に行く機会があれば再会したいと願っている。

これ又、たまたまだが、昨晩10時前にNHKテレビをつけたとろ楽天が西武相手に田中投手が投げる場面が飛び込んで来た。9回裏、2アウト、ランナー2,3塁、しびれる場面を凌いでの楽天初優勝の瞬間を観ることが出来幸いだった。被災地東北の多くの人に楽天優勝は大きな力となるに違いない。「チーム一丸となって得た勝利だ」と星野監督はしきりに強調していた。東京オリンピック決定の舞台裏でも国として一丸となったことが大きいと多くの関係者が答えている。日本人の特性を一つ挙げろと言われれば、一丸となると想像以上の力を発揮する国民だろう。それだけに日本以外の国から怖れられるのかもしれない。

先日、大阪であるお祝いのパ―ティに参加する機会があった。これ又、たまたま、中国から日本に留学した二人のお嬢さんに立ち話だったが、日本のいいところがあるとして、一つ挙げるとしたら何ですかと聞いた。しばらく考えた後で、「伝統を守るところだと思います。中国では最近、伝統が次々、破壊されています。それが悲しい。」と、流暢な日本語で答えてくれた。「もうひとつお聞きしていいですか」と前置きして、こじれに、こじれた日中関係の先行きについて聞いた。「心配していません。」と笑顔で答えてくれた。お連れの留学生も全く同意見だと答えた。近くの喫茶店で客人と話す機会が結構ある。街中景気観測同様、身近なところに日本の立ち位置、将来の姿のヒントが隠れているのかもしれない。

一方、10月26日のNY市場で、NYダウは前日比55ドル高、15,328ドルで取引を終えた。ワ―ルドWaveMorning「経済情報」出演の大和証券,キャピタルマ―ケッツアメリカ、大宮弘幸氏は「新規失業保険申請件数が5,000減り30万5,000件を好感した。一時ダウは110ドル高まであった。暫定予算と債務上限問題で米議会がまとまっていないと伝えられ株価は下げた。」と解説していた。同番組、金曜特別出演のWSJ紙日本版編集長、小野由美子氏は「半導体市場世界トップのアプライドマテリアルが同3位シェアの東京エレクト―ン買収を発表した。9月24日付けでWSJ紙も大きく取り上げた。日本企業による合併統合ではなく、米企業が日本企業を吸収合併する新たな動きとして注目される。半導体市場に限らない。世界トップシエアの企業も世界の圧力にさらされている。」と解説していた。

「日本の若者に東京オリンピック決定で再びバブルが起こると話したら、バブルってなんですかと真顔で聞かれた。」と知人が話していた。いま一つの日本の姿かもしれない。(了)

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