(学校で教えてくれない経済学)
「サマーズ、米FRB議長レースから撤退、アジア株上げる」のタイトルで、9月16日付けWSJ紙電子版に、DanielInman記者は「サマーズ氏は、バ―ナンキ議長を引き継ぐオバマ米大統領の最有力候補と見られていた。投資家は、サマーズが早期かつ大幅な量的金融緩和縮小の考えの持ち主として懸念していた。香港ハンセン株価指数は16日、午前の取引で1.2%上昇、豪州株は0.6%高、タイ2.6%,フィリピンが1.9%それぞれ上げ、NYダウ先物相場は、168ドル高、15,479ドルで取引された。ドイツ株は1.2%上げてスタートした。金相場はオンス1.7%高、ドルが売られ、1ドル=98.84円、豪ドルは0.9333米ドルで取引された。ただサマーズが降りても、そのまま自動的にイエ―レンではない。17~18日のFOMCでは金融緩和縮小が始まるが、小幅にとどまると一部専門家は見ている。」と書いた。
6月15日付け WSJ紙電子版で、DavidWessel記者は「サマーズ、FRB議長指名争いから撤退」のタイトルで「サマーズはオバマ大統領にFRB次期議長リストから自分の名前を外してほしいと電話、オバマ大統領は了承した。次期FRB議長候補の一人は、ジャネット・イエレンFRB副議長で議会民主党及びエコノミスト、特にリベラル及びウーマン・グル―ムから強い支持を得ているがオバマ大統領はサマーズを推し続けた。7月末、米上院議員54人がイエレン支持でオバマ大統領に書簡を送った。オバマは非公式な国会議員との会合で怒りを露にした。FRB次期総裁指名は異例の事態に発展した。時あたかもシリアへの軍事行動を行うかどうかを決めるギリギリのタイミングだった。また2008年リーマンブラザース倒産5周年記念日だった。オバマ大統領は、サマーズの辞退を受け入れたが、イエレンではなく、ガイトナー元財務長官を望んでいるがガイトナーは固辞している。次期FRB議長のダークホースは、先日退任したイスラエル銀行理事、フッシャ―FRB元副議長、次期副議長裁候補に、非営利団体TIAA-CREF専務理事、ロジャー・フ―ガソンが下馬評に上っている。」などと書いていた。
次期米FRB議長候補に関連して、旧聞に属するが、9月9日付け日経朝刊のコラム「地球回覧」で、中山敦史、編集委員の「ガラスの天井」の見出しの記事が出ていた。「ガラスの天井」とは「米国で女性が、政界や企業などで昇進するのに、能力や実績とは関係ない見えない壁があるという意味でよく使われる。」と書いた。「今年初め、米誌に紹介された1枚の写真。オバマ大統領のホワイトハウス執務内での会議風景。大統領を囲むのはずらり男性。しかも白人。2期目の大統領選でオバマを支持した女性や非白人は面白くない。米国では「ガラスの天井」は少しづつ打ち破られて来た。81年に女性初の最高裁判事、97年に国務長官、2007年に下院議長。女性たちはまだ先を見据えている。特に財政金融分野のトップに女性が少ない。FRB議長選びは米国の女性の地位向上を目指す女性運動家にとっては、ヒラリー氏出馬が取り沙汰されている16年の大統領選挙選の前哨戦になっている感がある。」などと書いていた。日本ではどうか。緒方貞子元国連難民高等弁務官、西水美恵子、前世界銀行副総裁の名前が出て来るが、男社会の日本と言う国が妨害していまいか。(了)
「サマーズ、米FRB議長レースから撤退、アジア株上げる」のタイトルで、9月16日付けWSJ紙電子版に、DanielInman記者は「サマーズ氏は、バ―ナンキ議長を引き継ぐオバマ米大統領の最有力候補と見られていた。投資家は、サマーズが早期かつ大幅な量的金融緩和縮小の考えの持ち主として懸念していた。香港ハンセン株価指数は16日、午前の取引で1.2%上昇、豪州株は0.6%高、タイ2.6%,フィリピンが1.9%それぞれ上げ、NYダウ先物相場は、168ドル高、15,479ドルで取引された。ドイツ株は1.2%上げてスタートした。金相場はオンス1.7%高、ドルが売られ、1ドル=98.84円、豪ドルは0.9333米ドルで取引された。ただサマーズが降りても、そのまま自動的にイエ―レンではない。17~18日のFOMCでは金融緩和縮小が始まるが、小幅にとどまると一部専門家は見ている。」と書いた。
6月15日付け WSJ紙電子版で、DavidWessel記者は「サマーズ、FRB議長指名争いから撤退」のタイトルで「サマーズはオバマ大統領にFRB次期議長リストから自分の名前を外してほしいと電話、オバマ大統領は了承した。次期FRB議長候補の一人は、ジャネット・イエレンFRB副議長で議会民主党及びエコノミスト、特にリベラル及びウーマン・グル―ムから強い支持を得ているがオバマ大統領はサマーズを推し続けた。7月末、米上院議員54人がイエレン支持でオバマ大統領に書簡を送った。オバマは非公式な国会議員との会合で怒りを露にした。FRB次期総裁指名は異例の事態に発展した。時あたかもシリアへの軍事行動を行うかどうかを決めるギリギリのタイミングだった。また2008年リーマンブラザース倒産5周年記念日だった。オバマ大統領は、サマーズの辞退を受け入れたが、イエレンではなく、ガイトナー元財務長官を望んでいるがガイトナーは固辞している。次期FRB議長のダークホースは、先日退任したイスラエル銀行理事、フッシャ―FRB元副議長、次期副議長裁候補に、非営利団体TIAA-CREF専務理事、ロジャー・フ―ガソンが下馬評に上っている。」などと書いていた。
次期米FRB議長候補に関連して、旧聞に属するが、9月9日付け日経朝刊のコラム「地球回覧」で、中山敦史、編集委員の「ガラスの天井」の見出しの記事が出ていた。「ガラスの天井」とは「米国で女性が、政界や企業などで昇進するのに、能力や実績とは関係ない見えない壁があるという意味でよく使われる。」と書いた。「今年初め、米誌に紹介された1枚の写真。オバマ大統領のホワイトハウス執務内での会議風景。大統領を囲むのはずらり男性。しかも白人。2期目の大統領選でオバマを支持した女性や非白人は面白くない。米国では「ガラスの天井」は少しづつ打ち破られて来た。81年に女性初の最高裁判事、97年に国務長官、2007年に下院議長。女性たちはまだ先を見据えている。特に財政金融分野のトップに女性が少ない。FRB議長選びは米国の女性の地位向上を目指す女性運動家にとっては、ヒラリー氏出馬が取り沙汰されている16年の大統領選挙選の前哨戦になっている感がある。」などと書いていた。日本ではどうか。緒方貞子元国連難民高等弁務官、西水美恵子、前世界銀行副総裁の名前が出て来るが、男社会の日本と言う国が妨害していまいか。(了)