シオカラトンボ
江嵜企画代表・Ken
先日スケッチしておいたシオカラトンボを本日彩色した。子供のころからおなじみのトンボである。水芙蓉を描いていたら、人なつっこく周りを旋回しながら棕櫚の木の根元に止まった。思い出したようにまた飛び立つ。止まったところをさっとスケッチした。
全開の芙蓉に蜜を求めて蜂が飛んでくる。シジミチョウも飛んでくる。どうやらシジミチョウは満開の小菊がお好きなようだ。虫さんに確かめてみたことがないので定かでないが、蓼食う虫も好き好きという言葉が昔からある。人もえらそうなことをいっているが所詮は生き物の一部だから同じだろう。
ヤフーのブログでシオカラトンボを検索した。湿地帯や田んぼなどに生息する中型のトンボ。日本全土のほか、ロシア(極東)、中国、韓国、台湾などに分布する。平地や湿地やため池にごく普通な種で市街地などにも広くみられる。日本でもっとも親しまれているトンボのひとつとあった。
画面左すみに穂先が見える草が猫じゃらし(えのころぐさ)である。抜いても抜いてもはえてくる。ヤフーで猫じゃらしを検索した。猫の首のところをじゃらすところから「猫じゃらし」という名がついた KKとあった。(了)