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パレスチナのガザ空爆で170人死亡、親ロシア派、ウクライナ空軍機撃墜も、原油安定、

2014-07-15 10:55:30 | 経済学
NY金が売られ、NYダウ111ドル高(学校で教えてくれない経済学)


アメリカではガソリン価格が値下がりを続けている。7月14日、NYでの店頭レギュラーガソリンの値段は先週末からガロン4セント下げて3ドル64セント。今後の中東情勢やアメリカで猛威を振るっている異常気象の影響にもよるが、専門家の見通しではさらにガロン10セントは下がると予測している。この先ドライブシーズンを控えて喜ばしいことだと15日朝7時台放送の米ABCニュースが伝えていた。14日のNY原油(WTI)先物相場は小幅戻してバレル100.91ドルで取引を終えた。重質油のブレントオイルも一時のWTI並みのバレル106ドルで取引された。シエールガスと合わせてシエールオイルの供給増が背景にある。日本では原油が上がり始めるとメディアも取り上げる。日本のメディアは面白いところがあり、上がる時だけ取り上げるが、下がる時は取り上げない。

今朝の国道2号線ガソリンスタンドの値段はリッター174円とここ10日変わらない。日本では為替レートとも連動しているが14日のNY外国為替市場では1ドル=101.54~57円で取引された。当面、ドル安円高だから原油相場には値下げ圧力として働く。朝5時45分から放送のモーニングサテライト出演のシティバンク銀行、尾河眞樹氏は「長期的にはドル高円安の流れは変わらない。しかし、当面は1ドル=101.10~80円のレンジ内相場であろう。」と予測していた。7時30分から放送のNHK・BS「経済情報」出演の三井住友銀行、柳谷正人氏は「7月16日、イエレン米FRB議長の議会証言を注目している。彼女のスタンスは基本的にはハト派。今後の株価動向にもよるが、債券安、金利上昇へ早期に動く見通しはない。」と解説していた。日本でもガソリン相場の上昇が落ち着けば、その分買い物にお金が回るそれが。個人消費増加の下支えをする。ガソリン、軽油、重油相場の落ち着きは、家計に加えて、企業にとっても燃料代、電気代、物流コストにも好影響が出るだろう。

14日、週明けNY市場では、欧州株高の流れをそのまま引継ぎ、NYダウは111ドル高、17,055ドルで取引を終えた。朝6時40分放送の米ブルームバーグ出演のモルガンスタンレー、AdamParker氏は「4~6月企業業績の発表が続いているが概ね好調だ。景気回復を徐々に織り込みながら相場は堅調に持続する。」と強気コメントを流していた。この日の商品市場では原油(WTI)は前述のとおりほぼ横ばいだったが、ドル相場の安定を受けて、NY金の先物相場が2%以上下げ、オンス1,306.30ドルで取引を終えた。カタール、アルジャジーラは15日朝の放送で、イスラエルのガザ空爆でここ1週間で民間人含め170人が死亡したと伝えた。シリア、イラク、リビアと中東情勢は緊迫している。ウクライナでは親ロシア派がウクライナ空軍機を撃墜したとロシアRTRが伝えるなか有事の金が売られた。

ワールドカップでドイツが4大会ぶりに優勝、ドイツでは3,500万人がライブでテレビ観戦したと15日朝放送のドイツZDFがドイツ中が沸きかえっていると伝えた。次期大会開催国はロシア、プーチン大統領は「サッカーはスポーツだが人生そのものでもある。選手、サポーターのために万全の態勢で臨む。」と決意を語ったとロシアRTRが伝えていた。(了)

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