「来年初めごろまでにユーロは、パリティ(等価)、1ユーロ=1ドルになるだろう。しかし、ゆっくりと下落する。」とBNPパリバ、通貨ストラテジスト、パシーリ・セレブリアコフ氏は話したと5日付ブルームバーグでRachelEvans記者は書いた。ECBドラギ総裁は5
日「3月9日から債券購入を開始する。マイナス利回り債券も含まれる」と語った。ユーロは6営業日続落。一時、1ユーロ=1.10ドルを割った。等価となれば2000年12月以来となる。NY外国為替市場でユーロは対円でも下げ、1ユーロ=132.45円で取引された。ドルは対円で1ドル=120.12~14円で取引された。5日のNYダウは欧州株高の流れを受けて高く始まったが、週末の雇用統計発表を控えて様子見となり前日比38ドル高で取引を終えた。NY金はドル全面高の流れからオンス1,195.90ドルと小幅下げた。
NY原油(WTI)市場で、先週の米石油在庫が約30年ぶり水準まで増加した。世界的な原油だぶつき懸念が広まり、バレル50.76ドルで取引を終えたと5日付けブルームバーグでMarkShennk記者が書いた。6日東京発ロイター電によれば、元日銀審査委員、安倍首相のブレーンの一人である中原伸之氏は「過去数年の原油価格は異常な高値だった。当面下落が続く。場合によってはバレル20ドル台まで下げてもおかしくない。最近の原油下落は中国経済減速と連動している。今後中国経済は年5%台へ減速する中で、原油価格が本格的に反転する材料はない。さらに原油は世界的にドル建てで取引されている。アメリカは量的緩和政策から利上げなど出口戦略に向かい始めた。ドルの価値が高くなり、原油が安くなる構図だ。」とロイター通信とのインタビューに答えたと6日付ヤフーブログが紹介していた。
一方、5日始まった全人代(全国人民代表大会)で、中国の李克強首相は「今年の成長目標を7%前後とする。今年我々が直面する困難は昨年経験したものよりさらに手強い可能性がある。中国のモデルは依然として非効率だ。革新の為の能力は不十分である。過剰生産能力は明白な問題で農業の基盤も弱い。インフレ目標は約3%に設定する。金利や預金準備率といった政策手段を弾力的に活用する。投資の伸びは鈍く、力強い活動が新たにみられる分野は限られている。海外市場が著しく回復しそうな兆候はない。安定成長の維持が一層困難になりつつある。いくつかの分野でなお潜在的なリスクがある。」と述べたと5日付ブルームバーグでMalcomScott記者が書いた。6日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でシンガポールCNA香港ATV中国CCTVも李克強報告を詳しく伝えていた。シンガポールCNAは中国は軍事費の11.1%増加を取り上げた。香港ATVは香港での民主化デモに関しては抑制的内容だったと伝えた。中国CCTVは「新常態」(ニューノーマル)、安定したよりバランス維持に目標を置くと伝えていた。
5日、リッパ‐ド駐韓米大使がキム・ギジョン容疑者に顔など切りつけられる事件が起きた。6日朝放送の韓国KBS,米ABCが詳しく伝えた。持ち物検査なし、キム容疑者の顔を知っていた職員が手書の名札を造り会場に入ったと伝えられる。信じがたい警備体制だ。(了)
日「3月9日から債券購入を開始する。マイナス利回り債券も含まれる」と語った。ユーロは6営業日続落。一時、1ユーロ=1.10ドルを割った。等価となれば2000年12月以来となる。NY外国為替市場でユーロは対円でも下げ、1ユーロ=132.45円で取引された。ドルは対円で1ドル=120.12~14円で取引された。5日のNYダウは欧州株高の流れを受けて高く始まったが、週末の雇用統計発表を控えて様子見となり前日比38ドル高で取引を終えた。NY金はドル全面高の流れからオンス1,195.90ドルと小幅下げた。
NY原油(WTI)市場で、先週の米石油在庫が約30年ぶり水準まで増加した。世界的な原油だぶつき懸念が広まり、バレル50.76ドルで取引を終えたと5日付けブルームバーグでMarkShennk記者が書いた。6日東京発ロイター電によれば、元日銀審査委員、安倍首相のブレーンの一人である中原伸之氏は「過去数年の原油価格は異常な高値だった。当面下落が続く。場合によってはバレル20ドル台まで下げてもおかしくない。最近の原油下落は中国経済減速と連動している。今後中国経済は年5%台へ減速する中で、原油価格が本格的に反転する材料はない。さらに原油は世界的にドル建てで取引されている。アメリカは量的緩和政策から利上げなど出口戦略に向かい始めた。ドルの価値が高くなり、原油が安くなる構図だ。」とロイター通信とのインタビューに答えたと6日付ヤフーブログが紹介していた。
一方、5日始まった全人代(全国人民代表大会)で、中国の李克強首相は「今年の成長目標を7%前後とする。今年我々が直面する困難は昨年経験したものよりさらに手強い可能性がある。中国のモデルは依然として非効率だ。革新の為の能力は不十分である。過剰生産能力は明白な問題で農業の基盤も弱い。インフレ目標は約3%に設定する。金利や預金準備率といった政策手段を弾力的に活用する。投資の伸びは鈍く、力強い活動が新たにみられる分野は限られている。海外市場が著しく回復しそうな兆候はない。安定成長の維持が一層困難になりつつある。いくつかの分野でなお潜在的なリスクがある。」と述べたと5日付ブルームバーグでMalcomScott記者が書いた。6日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でシンガポールCNA香港ATV中国CCTVも李克強報告を詳しく伝えていた。シンガポールCNAは中国は軍事費の11.1%増加を取り上げた。香港ATVは香港での民主化デモに関しては抑制的内容だったと伝えた。中国CCTVは「新常態」(ニューノーマル)、安定したよりバランス維持に目標を置くと伝えていた。
5日、リッパ‐ド駐韓米大使がキム・ギジョン容疑者に顔など切りつけられる事件が起きた。6日朝放送の韓国KBS,米ABCが詳しく伝えた。持ち物検査なし、キム容疑者の顔を知っていた職員が手書の名札を造り会場に入ったと伝えられる。信じがたい警備体制だ。(了)