ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

格段の材料なしで、週明けNYダウ263ドル高、ドル買われ、1ドル=120円台、原油WTI続落、

2015-03-31 11:35:20 | 経済学
バレル48.48ドル(学校でおしえてくれない経済学)


アンドレアス・ルビッツ副操縦士は「今から数年前、パイロット免許を取る前の期間自殺傾向が見られるとして精神病理療法を受けていた。以来、最後まで診療を受けたり病欠となる期間が何回かあったが、自殺傾向や他者への攻撃性が認められることはなかった。副操縦士の医療記録に身体的な疾病の兆候はない。」と30日、独デュッセルドルフの検察当局が発表した。」「当局はルビッツ副操縦士が故意に墜落させたかどうかを調べるため、殺人事件を捜査するチ-ムを設置した。総勢200名、殺人担当50名を配置したという。同市警察としてはここ数十年見られなかった大規模捜査になる。」と30日付ブルームバーグ電子版でTinoAndresenn記者が書いた。

31日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でドイツZDFは、ルビッツ副操縦士が心理的トラブルをかかえていたのかと問いかけ「9年前、免許を取る前、自殺の危険性があるとの診断書が出ていたことがわかった。一方、医師には守秘義務があるが緩和すべきだと一部の政治家が言い始めた。しかし、雇用者側は医師の診断書以外ない。」と解説した。パイロット組合の代表は「守秘義務緩和になればパイロットは病院へ行かなくなる。わずかなことまで自己申告しない。はるかに問題だ。バスは?トラックは?となる。パイロットだけ緩和するのか。おかしいではないか。」と話す様子を写していた。ドイツZDFは現段階では「フライトレコーダーがみつかっていません。捜索隊による必死の作業が続いております。」と独ジャーマンウイングス墜落のニュースを結んでいた。英BBC,豪ABC、フランスF2も独航空機事故の二ュースを詳しく伝えていた。豪ABCは「豪政府はコックピット2人同時配置システムを義務付けることを全ての豪航空会社に指令した」と伝えた。

一方、30日朝放送のテレビロシア(ロシアRTRをNHK/BSは30日から呼び方を改めた)はウクライナが10台のアメリカ製の民生用の車両を導入した。武器などを装備はあとになると伝えた後、イランと6ケ国との核協議が大きく進展した。そのせいか、中国の王外相はジョッギングを楽しんだ。ラブロブ外相、ケリー国務長官二人も和やかな雰囲気だった。」と珍しく楽観的トーンで紹介していた。英BBCはイランと6ケ国協議は遠心分離機の扱いで細かな詰めは出来ていない。対イラン経済制裁についてイランは即解除、一方、欧米側は3~6年にわたり段階的解除という従来からの基本線を譲っていないと解説していた。交渉の内幕はいずれにしろ薮の中。それぞれの国の放送局がそれぞれ違う立場で流している。

30日NY市場はNYダウが先週末比263ドル高、17,976ドルへ上げた。NY債券市場では債券が売られ、10年物国債利回りは1.953%へ上げた。NY外為市場ではドルが対ユーロで買われ、1ドル=120.10円、1ユーロ=130.03円と円安が進んだ。NY原油(WTI)はバレル48.48ドル、NY金はオンス1,184.80ドルへそれぞれ値下がりした。原油値下がりにはイラン核交渉が妥結すればイラン原油が市場へ出てくる。原油値下がり要因になると専門家は指摘していた。いずれにしろ政治も経済も魑魅魍魎の世界だから油断できない。(了)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする