ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

ドル、対ユーロで12年振りの高値、一時、対円で、1ドル=122円台、NYダウ急落332ドル安、

2015-03-11 10:10:15 | 経済学
NY原油バレル4829ドルへ下落(学校で教えてくれない経済学)


東日本大震災から4年経った。11日朝放送の韓国KBSは被災地でのインタービューで「いまなお23万の人が避難生活を続けている」と伝え、住民の一人が『いつ自宅に戻れるかわからず不安です』と話す様子を紹介していた。同じく被災地現地からのレポートで11日朝放送のドイツZDFはある被災者が「働く場所がない。心配のない未来に対して信頼を失った」と語る様子を紹介した。ドイツZDFは「東京電力は海外メディアを呼び、フクシマ原発の現状について安全対策は着々と進んでいると説明した。しかし、原発再稼働に日本人の56%が反対、賛成は28%に過ぎない。一方、日本政府は再稼働を目指しています」とレポートを結んでいた。除染が思うように進んでいない。その一方で、高度の放射能の汚染水を東電は海に流していたことが新たに分かった。不信感が募るばかりであろう。1万5,891人の犠牲者を出しなお行方不明2,584人のままである。20年前神戸も震災で手ひどい被害を受けた。恐怖が体から今なお抜けない。放射能汚染がなかったことが神戸の問題解決を早めた。心の傷は癒えていない。しかし、神戸の街には少なくとも仮設住宅の姿はない。東北大震災では悲惨な仮設住宅で多くの被災者がなお生活を続けておられる話を聞くと胸が痛む。

11日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でロシアRTRは鳩山元日本国総理がクリミヤ半島を視察したと報じた。鳩山氏は「日本ではクリミヤの様子は詳しく伝えられていない。自分の目で確かめるために来た。」と話す様子を写していた。ロシアRTRは10日の放送でプーチン大統領はウクライナで政変が起こった翌日にクリミヤ併合を自ら決断していたことを明らかにした。それまでプーチン大統領は一貫して住民投票の結果決断したと言っていた。一転して発言を覆した。世界が騒然としている最中、今回の鳩山氏のクリミヤ訪問に日本の外務省も苦り切っているようだ。民主党の枝野幹事長も遺憾の意を表明していたと11日放送のNHK/BS「キャッチ!世界の情報」で紹介していた。

英BBC,フランスF2はアルゼンチンで10日起こったヘリコプター2機の空中衝突で10人全員の死亡が確認された。内8人がフランス人だった。オリンピックメダリスト3人が含まれる。オランド仏大統領が哀悼の緊急記者会見の様子を写していた。米ABCは米国政府がベネズエラに経済制裁に踏みきった。べネズエラで反米デモが過熱化していると伝えた。ベネズエラの予算の95%が原油収入に依存している。その原油が半値以下に暴落した。通貨が急落、輸入インフレに見舞われ、一日で物の値段が倍になる深刻な事態が背景にあると解説していた。イスラム過激組織IS国に入ったとされる英国人女性3人のその後は依然定かでない。社会から疎外された多くの若者がISの宣伝に騙された結果と解説していた。

10日NY市場はドル急騰からアジア株、欧州株下げの流れを受けてNYダウが前日比332ドル安、17,662ドルで取引を終えた。ドルは対ユーロで12年振り1ユーロ=1.06ドル台へ上げた。対円では1ドル=121.11円、1ユーロ=129.43円で取引された。NY原油は在庫増にドル高が加わりバレル48.29ドルへ下げNY金はオンス1,160.10で取引された。(了)


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