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世界経済先行き不安高まり、世界同時株安、原油バレル30ドル割れ、ドル売られ、NY外為市場で1ドル=115円

2016-02-09 12:15:50 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


世界株安が進み、安全志向で米・独国債が買われ利回りが低下、原油はバレル30ドル割れ、一方金相場は続伸した。NYダウは177ドル安、16,027ドルで取引を終えた。米10年物債権利回りは1.748%へ低下を受けて、NY為替市場では世界経済への不安で米独国債への資金逃避に加えて安全な逃避先として日本円が選ばれ、1ドル=115.50円で取引された。対ユーロでも円が買われ1ユーロ=129.54円で取引された。NY原油(WTI)は米原油在庫増加が伝えられ、バレル29.69ドルで取引を終えた。NY金相場は世界景気の先行き不安から昨年6月以降初めての一時オンス1,200ドル突破、1,197.90ドルで取引を終えた。9日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でスペインTVEは「アテネで年金引き下げ反対デモが激化、社会不安の高まり懸念からギリシャ株が7%以上急落、欧州株安から米国株安へ波及、新たなブラックマンデーの声も聞かれた。今後の成り行きが懸念される」と伝えた。

9日朝放送の韓国KBSは「北朝鮮の今回の長距離弾道弾ミサイル発射、宇宙に届く軌道に乗せることに成功した。新たな事態に備えて、韓米間でサードシステム配備に合意した。サード配備は、韓国は中国に配慮していた。核ミサイル搭載発射も見据えて、韓米共闘のトーンが日増しに高まりを見せている」と伝えていた。米ABCは北朝鮮ミサイル発射報道後30分の時点で米共和党候補のテレビ討論では全くかみ合わなかった。7日、国連安保理事会では中国次第の状況に変化が見られない。9日朝放送の「ワールドニュース」では、英BBC,フランスF2,ドイツZDF,国営ロシアテレビも北ミサイル問題は取り上げなかった。

英BBCは「ロシア空軍がアレッポ周辺の反政府軍に対する空爆を激化させた。アサド政権の制圧地域はさらに拡大した。シリア情勢に新たな転換点を迎えた」と総括していた。英BBCは報道の中で「ロシアのアレッポ周辺の空爆から逃れるために数万人のシリア難民が新たにトルコ国境に集結しているが、トルコは国境を閉鎖したままの状態が続いている。トルコ訪問中のドイツ、メルケル首相は『今回のロシア空爆にショックを受けている』と話した」と伝えた。ドイツZDFは9日朝の放送で「8日、ドイツとトルコは難民対策で合意した。メルケル首相はエルドアン大統領との会談のあとダウトール首相と会談、トルコ支援を確約した。EUからの支援は現時点では支払われていない。難民にトルコへの流入を思いとどめさせるための方策として、エーゲ海波打ち際でのNATO軍の役割改正を進めることで両国は一致した」と伝えていた。

シンガポールCNAは台湾での地震の状況を冒頭で紹介、現時点で38名死亡、100人以上の負傷者が出ている。倒壊ビルに100人近い人々が危機ライン地震発生後72時間を控えて閉じ込められたままであると伝え今後の対応として多くの老朽化した建物から人命を守るための方策をとると馬総統は演説した。新政権も賛同する方向だ。」と伝えた。一方、ギガ熱関連ではスペインTVEは「コウモリのエサの2/3は蚊である。コウモリ活用見直しが指摘されている」と紹介していた。原油30ドル割れの中、世界同時株安は嫌な予兆だ。(了)

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